【 生産者物価指数(PPI)】注目度まで解説

1.消費者物価指数(PPI)とは

2.注目度

3.各国の生産者物価指数

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消費者物価指数(PPI)とは

消費者目線ではなく生産者目線のインフレ指数です。

巷に流通している商品の価格変動を示すのが、消費者目線から見た消費者物価指数=CPI(Vol.15 消費者物価指数(CPI))です。

物価変動を顕著に表すインフレ指標として、各国の物価動向を見るうえで大変注目されています。

そのCPIに先行性があると言われているのが、生産者の立場から算出された生産者物価指数(PPI)で、これは商品が流通する前の出荷段階の価格で算出さます。

生産物は原材料からの中間財、最終財という流れで消費者に届けられるため、この流れの上流に位置する生産者側の指数が先行指数として注目されています。

この指標は、各国で名称が違う場合があり、卸売物価指数(WPI)とされている国も多いのですが、その場合はPPIと同様のものです。

日本も日銀が卸売物価指数として発表していましたが、現在は企業物価指数に名称変更されています。

この指数で最も注目されるのは「コア指数」です。

季節変動を受けやすい食品やエネルギー等の品目を除いた数値で、年間を通して実情に即した指標が表れやすいと考えられています。

注目度

アメリカよりも英・独一番はオーストラリア

PPIをチェックしておきたい国は、アメリカをはじめヨーロッパ、オーストラリアといったところです。

しかし、アメリカの生産者物価指数はその中でも参考程度に見ておくだけで十分で、イギリスやドイツの生産者物価指数の方がより注目度は高くなります。

そして一番の注目度は、実はオーストラリアです。豪PPIはCPI同様に四半期ごと、年4回だけの発表のため、各国に比べて俄然注目度が高くなります。

さらに、CPI発表の数日前に発表されるため、CPIを占う意味でも注目が集まりやすく、材料視されやすいという面があります。

豪ドルペアのポジションを持っているときは、CPIの動向と併せてチェックしておくと、CPIを絡めたトレードで、先手を打てます。

<トレードでのポイント>

・直接的な注目度は低めで、トレードにダイレクトに響きにくい。

・豪PPIはCPIを占ううえでの注目指数

・マークしておくことで、CPI発表を挟んだトレードで有利に動ける



各国の生産者物価指数

オーストラリア

注目度 ★★★☆☆

発表期間:豪連邦統計局

発表日程:四半期ごと

毎月でなく四半期ごとの発表

ドイツ

注目度 ★★☆☆☆

発表期間:独連邦統計局

発表日程:月次、翌月下旬

・約2400品目の製品のデータから算出される

・生鮮食料品は含まれない


イギリス

注目度 ★★☆☆☆

発表期間:英国立統計局(ONS)

発表日程:月次、翌月前半~中旬

・産出と投入の2種類が発表される


アメリカ

注目度 参考程度

発表期間:米労働証労働統計局

発表日程:月次、翌月中旬~後半

・アメリカ国内の卸売価格を約1万品目にわたって調査した指数


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