FXで注目される日本の経済指標について説明します。
世界に対する日本の影響力
日本は、世界第3位の金融市場です。
日本はロンドン、NYに次ぐ大規模なマーケットです。
しかしその日本の指標の数々は為替マーケットへの影響はほぼ皆無と言っていいほど無力です。
規模は大きくても政治的な大きな力がないからです。
自国通貨を高く誘導したい、安く誘導したいといった思惑が、2国間での政治力で決まる部分もあります。
その点日本の現在の政治力では、円高になるというのは仕方がないです。
日本の政府関しては、世界は日本の首相も知らないことに加え知ろうともしない状況です。(頻繁に首相が変わるということもあります。)
日銀日銀についても、実際の介入以外の目立った金融政策が出ていないということもあり、世界からは注目されていません。
そのため、経済指標も日本のものは注目されていません。
GDPは確認されることもありますが、為替の動向に影響を与たえるまでの影響力はありません。(ドル円等円が直接関係しているペアは別です。)
日本の経済指標で注目度の高い指標
景気指標となる企業の景況感や設備投資などの動向の変化を見ておきましょう。
景況指数が改善
↓
企業業績が改善
↓
雇用が増加
↓
個人消費が増加
↓
個人の景況感が改善
↓
株価が上昇
↓
日本の経済改善
この流れに関わっている指数が注目度が高いです。
・【 GDP(国内総生産)とは 】表で解説!FX経済指標で最も重要
確認しておきましょう。
FXでのポイント
海外では、日本の首相はまた変わるだろうから覚える必要がないと言われてしまっています。
しかしドル円等、ペアに円がある場合は日本の経済指標は影響するため、ペアに円がある場合は必ず確認しておきましょう。
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