今回、仮想通貨「Civic(CVC)」について解説します。
Civic(CVC)とは・創設者・特徴・供給量・投資における将来性、の順で説明していきます。
Civic(CVC)とは
Civic(CVC)とは、ブロックチェーンベースのID管理ソリューションです。
個人や企業が個人のID情報を管理・保護するために必要なツールを提供します。
このプラットフォームは、ユーザーが自分の個人データをより詳細に制御できるようにしています。
それと同時に、過剰な量の個人情報をフォークすることなく幅広いサービスにアクセスできるようにするkとおで、身元確認に関する考え方を変えるように設計されています。
Civicエコシステムは、CVCトークンによって実現されます。
CVCは、ユーティリティトークンです。
※ユーティリティトークンとは→仮想通貨における【 ユーティリティトークンとは 】分かりやすく解説
これは、顧客とサービスプロバイダーの間など、Civic参加者間のID関連トランザクションの決済に用いられます。
ユーザーは、プラットフォームを介したサービスへのサインアップや新規ユーザーの紹介など、様々なタスクを完了することでCVCトークンを獲得できます。
そしてバリデーターはサービスプロバイダーのドキュメントを検証することで、CVCを獲得できます。
Civicの公式ホームページはこちらです。
創設者
Civicは、2015年にVinny Lingham氏とJonathan Smith氏によって共同設立されました。
Vinny Lingham氏
Vinny Lingham氏は、2016年にShark Tank South Africaに出演した連続起業家です。
CivicのCEOです。
Newtown Partnersとして知られる南アフリカを拠点とする投資ファンドやGoogleベンチャーが支援するデジタルカードプラットフォームであるGyftなど、いくつかの著名な企業を共同設立しました。
Jonathan Smith氏
Jonathan Smith氏は現在、プラットフォームのCTOです。
銀行業界で15年以上の経験があります。
Civicでの役職に就く前は、Deloitte MCS LimitedやHSH Nordbankなどの著名な企業で様々な管理職を歴任しました。
Genepact Headstrong Capital Marketsではプラットフォームのグローバルヘッドを務めていました。
特徴
ID検証ソリューション
CivicのID検証ソリューションは、分散台帳技術を使用してIDの使用をリアルタイムで承認します。
そしてユーザーによる承認後に、Civicパートナーと情報を控えめに共有するために使用されます。
他のID管理サービスとは異なり、Civicユーザーは全ての機密データをモバイルデバイスに保存します。
ユーザーは、Civicアプリを通じて生体認証署名を提供することで、特定の個人データの共有を承認できます。
サービスプロバイダー
Civicは、ユーザーが個人情報を完全に管理しながら、サービスプロバイダーで身元を簡単に確認できるように構築されています。
これにより、企業はAIを活用した検証システムを使用してユーザーをより迅速にオンボードできるようになりました。
また、人間によるレビューと組み合わせることで、企業は詐欺を削減し、AML規制とOFAC規則に準拠し続けることができます。
Civic walletとHealrh Key
Civicは、Civic walletとHealrh Keyの2つの主要商品があります。
それぞれ説明していきます。
Civic Wallet
ビットコイン・イーサリアム・USDCなど、いくつかの人気のある仮想通貨を保管するために使用できるモバイル仮想通貨ウォレットです。
このアプリは、デジタルID管理ソリューションを兼ねています。
Coincoverが提供する100万ドルのビットコイン保険プランの恩恵を受けています。
Health Key
Health Keyは、Civicの最新製品です。
これは、雇用主が従業員の健康状態を安全に確認できるようにするアプリです。
COVID19に感染した後、従業員が抗体検査で陽性であるか、ワクチン接種を受けているかなど、職場に戻るのに十分な健康状態であることを確認します。
これは、従業員のプライバシーを損なうことなく達成されます。
供給量
CVCの最大供給量は設定されていません。
CVCは、ICO(詳細→仮想通貨における【 ICOとは 】歴史・機能・条件・規制・リスク/IPO・IEOとの違いまで解説)で売り切ることができました。
そして2018年にローンチされました。
投資における将来性・まとめ
シヴィックは、ブロックチェーンベースのID管理ソリューションです。
ユーザーが個人情報を管理しながら、サービスプロバイダーで身元を管理できます。
ブロックチェーンベースだと、競合はちらほら存在します。
そしてこのジャンルは、将来的に
需要が増加していくことでしょう。
ただ実際に使用してみないと安全性を実体験できません。
もし自分で利用してみて安全性がが高いのであれば、投資してみるのもありですね。
ただ、CVCは最大供給量が設定されていないため、価格が上がりにくい前提でいましょう。
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