今回は、「執事だけが知っている世界の大富豪53のお金の哲学/新井直之著」の本を読んだ感想をまとめました。
先に結論から述べます。
評価:★★★★☆
結論、読んで面白かったです。
想像しながら読み進める事ができるのが楽しいですね。
読んでいて眠くならない本です。
元々超富裕層の家系で育っていないと、周りが超富裕層の方々ばかりで育つことはありません。
これは、元々超富裕層で育った方々の世界観もしくはその超富裕層の24時間を把握している執事でないと分からないこともあると思い、その点で非常に興味がありました。
しかし気になったことは、この富裕層がどれほどの純利益が出ているのかということは明記されておりません。(おそらく個人情報で個人を特定されても困るから書けなかったことでしょう。)
そして、この執事さん自体のマネーリテラシーが不明のためそこは気になりました。
例えば、同じビジネスの話を聞いたとしても、無知識で聞いているのとプロ知識があって聞いているのでは解釈が異なるからです。
その点を踏まえて星4つとさせていただきました。
(評価するのはおこがましいですが、良いと思った本しか記事にしません。)
ビジネスや投資の本で読み進めていてワクワクしながら続きを見れる本は貴重なため、とても良い本だと思いました。
感想
資産増加に関してとても理にかなっているというか合理的です。
人は意外と無駄なことに時間を使っています。
そしてそれは時間だけでなく無駄なものやサービスにもお金を払っていたりします。
しかし、ここで出てくる富裕層は必要なものは何かを見極め(つまり物事の価値の本質を見極め)、必要かそうでないかの判断が優れていると感じる事ができます。
つまり、価値に対する価値観の差が富の差となっていると分かります。
そして人生全てにおいて資産形成脳になっているため、例えば海外旅行へ行っている時でさえ常に仕事に活かせないか考えている事がわかります。
つまり支払い以上に稼ぐ事ができるため(経験やインスピレーションを必ずビジネスに生かしているため)、結局収支がプラスになっているということも分かります。
富裕層はなぜ富裕層になっているのかということには、理由があるということです。
偶然ではありません。さまざまな工夫が施されているからです。
また、読み進めると思考が完全に長期である事がわかります。
短期的な儲けを考えておらず、長期で稼げる仕組みづくりを重要視していると伺えます。
長期で仕組みづくりをするために浪費をせず全てを投資に回しているのだと私は捉えました。
更に、お金があるからこそ、お金で買えないものの大切さをよく理解されているのだと思いました。
全て買える立場にあるからこそ、お金で買えないものの大切さをより痛感なさっているのではないかな、と思いました。
まとめ
とても楽しく読んでいて、「執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣」のシリーズの方まで購入して読むことにしました。
→【 執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣 】今後に活かす学び・これを読んだ瞬間習慣を変える
楽しみです。
これはお勧めできる本です。
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