今回は、下痢が続く(慢性下痢)の猫さんの皮膚トラブルについて解説していきます。
体験談
体験談をブログに記載していきます。
うちの猫さんは、原因不明の慢性下痢を持っています。
セカンドオピニオンを受けましたがそこでも原因不明でした。
詳細→猫の【 慢性下痢・血便 】症状・診断・原因・治療/記録まとめ
詳細はこちらのツイートにて記載しています。
↑こちらの内容
閲覧注意
慢性下痢の猫さんの注意点【お尻の皮膚トラブル】 うちの猫さんは 原因不明の慢性下痢を持っています。 (セカンドオピニオンでも原因特定できず) 冬は寒いのでもふもふの毛で過ごしてもらっていると お尻周りの皮膚トラブルが発生してしまいます
そのため解決策として↓
そのため 年中、『お尻周りの毛だけおハゲさん(丸刈りさん)』 にしています
すると、このような皮膚トラブルは皆無になりました
おハゲさんにすると、刈った当日は気になって過剰グルーミングしていて可哀想ですが 皮膚トラブル(特にびらん)になるよりは良いです
(まだ猫さんの負担が少ない)
グルーミングできない子だから尚更
慢性下痢のため、猫さんの排泄後に毎回お尻を拭いています。
そして毎日これを行う理由として、次の原因も挙げられます。
うちの子は、お尻周りのところまでグルーミングできない子なのです。
体がかたいからなのか、すこてィッシュフォールドの骨変形だからなのか・・・どれが原因かはわかりませんが、とにかくお尻周りのグルーミングができません。
詳細→【 骨軟骨異形成症(骨瘤)と診断された猫さん 】症状・経過・記録まとめ
トラブル時の様子
症状に至る背景
元々長毛の子なので、冬は寒いしもふもふで過ごしてもらっています。
そのためお尻ももふもふにしていると、排泄物が毛にもついて(拭き取りきれず)皮膚トラブルが発生するのです。
そして上記でも記載したように、うちの子はお尻周りのグルーミングができないことも原因として挙げられます。
症状
肛門周りに、次の症状が見られました。
・皮膚のただれ(かなり赤くなり、湿潤している)
・やや臭い発生(下痢のにおいでなく、腐敗のようなにおい)
・血が出ている
こちらのお写真が、その時の実際の様子です。
病院での診察
これを発見してからすぐに、動物病院へ駆けつけました。
すると、「びらんのようなもの」と診断されました。
そして
・猫が舐めても大丈夫な皮膚保護目的の塗り薬
を処方してもらいました。
先生は「1週間くらいしたら治る」とのことでした。
下痢のため毎日お尻は拭いていましたが、このようなことになってしまい可哀想でした(涙)
慢性下痢だから毛を丸刈りにすることも勧められたため、実践してみました。
対策
①おしり周りの毛を刈る
長毛のため、季節によってやや長さは変えていますが、
お尻(肛門周り)の毛だけおハゲさん(丸刈り)にしています。
丸刈りは猫さんからしても気になるようで、カット当日は過剰グルーミングをしていて可哀想ですが、
皮膚びらんになって痛い痛いになるより全然ましです。
そのため、うちの猫さんは慢性下痢が治るまでは(原因不明だから治らないと思うけど)
年中おしりおハゲさんです。
具体的には、2週間に1回、バリカンでお尻周りの毛を刈っています。
でもおハゲさんにしてからは、皮膚びらんになるほどのトラブルは起きていません。
そのためこれが最適解だと考えます。
後は日頃のケアとして、次のことも同時に行います。
①排泄後に毎回お尻を拭く
これは私は毎日しています。
お出かけの時は帰宅後になってしまいますが、猫さんが排泄後(特に便)毎回
水拭き→乾拭き
しています。
皮膚は通常弱酸性なのですが、下痢は皮膚を損害しやすいアルカリ性でできているため、皮膚トラブルが起きやすいのです。
毎日だと飼い主はやや大変ですが(寝てる時も起きて拭きに行くため)、猫さんが皮膚トラブルになるよりは良いです。
まとめ
慢性下痢だと、お腹が心配になるだけでなく
皮膚トラブルまで心配になります。
しかし日頃のケアでトラブルを防げることもあるため、愛猫さんが快適に過ごせるようにケアしていきましょう。
皆様の猫さんも、痛い思いをせずに過ごすことができますように・・・(願い)
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