【 CDPスコアとは 】評価方法まで解説

今回は、「CDPスコア」とそのランクについて解説します。

CDPスコアとは

CDPスコアとは、企業が環境スチュワードシップの、どの段階にあるかを示す指標になります。

環境スチュワードシップの詳細→【 環境スチュワードシップとは 】分かりやすく解説

CDPは、「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト」の略称です。

CDPは、企業に対して、環境問題への取り組みなどを被財務情報の公開を促進しています。

実際、7000社以上がCDPを通じて環境情報を公開しています。

つまり、ESG投資において機関投資家が利用する情報になっています。

ESGの詳細→【 ESGとSDGsとは 】分かりやすく解説

近年、機構関連財務情報開示タスクフォース（TCFC）と連携した質問項目が増加しました。

CDPの評価方法

CDPの評価方法は、対象の企業に対して調査票を送付し、回答を分析しています。

透明性・目標・設定・リスク・リーダーシップなどの様々な内容をもとに評価しています。

SDPのスコア

CDPのスコアは「A」から「ーD」で表示されます。

無回答の場合は、Fと表示されます。

更に、「気候変動」「水」「森林」の3分野でのA評価は、トリプルAとランクづけされます。

CDPは全世界の7000社以上の企業を対象に、地球環境問題への取組の情報開示を評価しています。

日本にも数社トリプルAの企業があります。

しかし評価Aの企業は、1桁〜3桁程度のほんの僅かな企業でしかありません。

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