【 コロナ禍で異例ーオリンピック開催日前後のドル円値動き 】従来のオリンピックの値動きと真逆

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これまでは、オリンピック開催国の通貨価値が上昇していました。(詳細はこちら⇒【 オリンピックが与える経済的影響 】株式市場とFXの値動きへの影響

しかし2020年のコロナショックにより、日本国主催のオリンピックは逆に経済的に大打撃となりました。

なぜなら、海外からの観光客を集客できない(つまり売上が上がらない)のにも関わらず、設備投資が莫大にかかっているからです。

そのため経済的に、トータルでかなりのマイナスになってしまいました。

その特殊なオリンピック状況下でのFXドル円値動きを追っていきます。

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オリンピック前日の値動き

オリンピック開催日の3日前から、ドル円は上昇しています。(大きな足でのテクニカルラインまで到達したこともあり)

しかし前日の2021年7月22日の経済指標では、アメリカの新規失業保険申請件数がしたの表のように増加し、中古住宅販売件数・景気先行指数共に前回より下落したためたたため、ドル円の価格も下落しました。




そのチャートは下の通りです。

そしてオリンピック開催の2021年7月23日に、ドル円は大幅に上昇しました。

従来は、オリンピック開催国の通貨価値が上昇していましたが、今回は設備投資を回収できず経済的にマイナスだったため、異例のオリンピック開催国の通貨価値下落となりました。

来週も引き続き値動きを追っていきましょう。

まとめ

このように、オリンピックが通常通りに開催されない場合は、通貨ペアに開催国がある場合は注意が必要です。

開催国の経済状態を見極めてトレードしていきましょう。

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