学びを共有【 成功はゴミ箱の中に/レイロック、ロバートアンダーソン共著 】

今回は、「成功はゴミ箱の中に」(レイロック、ロバートアンダーソン共著)の本を読んだ学びを共有します。

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成功はゴミ箱の中に

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レイロック氏は、ハンバーガーで有名なマクドナルドの経営者です。

この本は、レイロック氏のマクドナルドの経営の背景や事業拡大の様子が描かれています。

実際に会うことのできないレイロック氏の人生を伺えるチャンスはこの本しかないと思い、読みました。

結果、読んで良かったです。


事業ノウハウを羅列してあるというより、彼の人生での出来事が順々に書かれています。

そのため大事な部分がどこに書いてあるか分からないため全て読み進める必要がありますが、彼の人生を辿れるためとても貴重な体験ができます。

特に苦しい時のレイロック氏について書かれている章に関しては、歴史的な偉人にはこのような大きな障壁や課題があったのだなと規模を知ることができます。

本のあらすじ

目次

初めに「これが僕の人生のバイブル!」柳井正

第一章 チャンスを逃すな

人は誰でも、幸福になる資格があり、幸福をつかむかどうかは自分次第、これが私の信条だ。巨万の富を築いたのも「チャンスを逃すな」を信条にして、これまで生きてきた結果といえる


第二章 仕事はハンバーガーの肉だ

仕事とは、その人の人生にとって、ハンバーガーの肉のような存在である。仕事は遊びそのものだ。野球をして得るのと同じ喜びを仕事からも得ていたのだから


第三章 セールスの極意

多くのセールスマンは商品の紹介や、客の説得にばかりかまけて自分の話を切り上げるタイミングを逃しているように思う。相手が机の紙をさわり始めたら、すぐ注文の受け付けに入るべきだ


第四章 売り上げを伸ばす

マクナマラ、もし売り上げを伸ばしたいなら、方法はひとつしかない。持ち帰り用を売るしかない。信じられないならこうしよう。今から200個、いや300個のカバー付きカップを無料で提供しよう


第五章 ストレスに打ち勝つ!

まず頭の中に黒板をイメージする。緊急のメッセージで埋め尽くされているが、黒板消しを持った手が、それを端から決してきれいにしていく。頭の中をこれで空っぽにすることができる


第六章 契約の落とし穴

いかなる小さな変更も、彼らの兄弟のサイン入り文書が必要で、それが書留で私の元に届いて、初めて認められるという契約を私は見逃していた。これが後に大問題になるとは・・・


第七章 フランチャイズシステム

各店舗の仕入れに関しては一才口を出さない。彼らが成功するために我々は力を尽くして手伝う。それがこちらの収益にもつながるのだから


第八章 成功の方程式

完全なシステムをはじめから考えつく人もいるが、私は細部を十分に検討し、完成させてから全体像に取り掛かった。私にとってはこちらのほうが柔軟性に富んだアプローチだった


第九章 知りたいことはゴム箱の中に

競争相手のすべてを知りたければゴミ箱の中を調べればいい。知りたいものは全部転がっている。私が深夜2時に競争相手のゴミ箱を漁って、調べたことは一度や二度ではない


第十章 キャッシュフロー

「レイ、我々は各自、税引き後100万ドルを頂きたい」。感動的な話だ。しかし、同情の涙を流すことはできなかった。大掛かりな資金繰りが必要だった。とにかく交渉しなくては


第十一章 取引先とともに成長する

私は良い製品以外、何もいらない。これからは、ワインを送ったりディナーに誘ったりしないでくれ。コストを下げられるなら、その分をオペレーターたちに還元してほしいんだ


第十二章 理想の組織

私は、職権というのは一番下のレベルにいる人の手にあるべきだと常に考えていた。店に一番近い立場にいる人間が、本部の指示を仰がずとも決断できるのが理想だ


第十三章 トップは孤独である

大企業の上に立つ者には、背負わなければならない十字架がある。底荷上り着くまでに、多くの友人を失うことになる。トップは孤独なのだ


第十四章 ヒット商品の作り方

フィレオフィッシュ、ビッグマック、ホットアップルパイ、これらの商品の成功はすべてフランチャイジーのアイデアから生まれたものだ


第十五章 球団買収

客はお金を払った分だけの品質のある商品を受け取るべきだ。「選手は応援している客に対して最高のパフォーマンスをしなければならない」と公言した最初のオーナーは私だ


第十六章 やり遂げろ!

この世界で継続ほど価値のあるものはない。才能は違う。天才も違う。教育も違う。新年と継続だけが全能である


あとがき


おわりに 「お前たち、金儲けに精を出せ!」孫正義

付録1 特別対談「心に焼き付けた企業魂とアメリカの夢」孫正義vs柳井正

付録2 「事業の創り方」「市場の捉え方」法則7 柳井正

私的に最も学びになった文章

本を読み、私的に最も学びとなった文章をピックアップさせていただきます。

皆それぞれ素晴らしいと思う文章は異なると思いますが、個人的に刺激的だった文章のピックアップです。


学べた文章その1

全額現金で返却するよう要求してきた。

そんな金などあるはずがなかった。

必死の交渉の末、一万二000ドルを現金で、残りは五年かけて、利子をつけて払うということで決着がついた。

私の給与や経費は据え置きとされた。

会社の利益がすべて彼の元へと流れていくようだった。

どうやって金を工面すればいいのか見当もつかなかった。

結局、我々のアーリントンハイツの新居を担保にし、エセルには内緒で新しいローンを組んだ。


これはレイロック氏がマクドナルドを拡大させていく当初のお話です。

人生の全てをマクドナルドに掛けただけでなく、プラスで多額の負債を抱えいました。

何事も最初は大変なものです。

しかしここから、「人生をかけてなんとしてもマクドナルド事業を拡大させる」という決意が伺えます。

もし失敗したら一旦人生が終わるという状況を自ら選択しています。

これだけの決意をできる人が地球上で何人いるでしょうか。

その結果が、現在なのでしょうね。

レイロック氏は莫大なリスクを抱えながらマクドナルドに人生を投じているからこそでた現在の結果なのでしょうね。

もしもここまでの決意ができていなかったら、マクドナルドは世界中になかったかもしれません。

決意・努力・絶対に諦めない・継続の大切さを学びました。

そしてそれらが並大抵でない人類トップレベルであるということを把握しました。

学べた文章その2

これが資本主義の中で居場所を確保するための、私の最初の正念場だった。

この苦しい時期があったからこそ、マクドナルドを成功させることができたと思う。

この経験なくして、後に迎える、想像を絶する膨大な債務を背負った苦境を乗り切ることは不可能だったろう。

この時期、問題に押し潰されない方法を私は学んだ。一度に一つのことしか悩まず、問題をズルズル引きずらない。


レイロック氏は猛反対する妻に内緒で多額の負債を抱え、数年間〜数十年間の苦しい時期を耐え抜きます。

この問題解決方法として、「問題に押しつぶされない方法は、一度に1つのことしか悩まず、問題をずるずる引きずらないこと」としていますね。

よく「人間は暇な時間があるときに悩む」だったり「人間が悩む時間は想像以上に長いから意識的に排除しなければならない」と言いますね。

この代表的な解決方法ですね。


私は数年前、人間が悩む時間は想像以上に長いと知った後、普段意思決定に時間をかけないようにしていました。

すると確かに効率が良くなり、どうでも良い生産性のない悩みが消失します。

即解決です。

これを、レイロック氏はもっとレベル違いなほどに身に染みたのでしょうね。


悩んでいても解決しないため、浮かんだ案選考し実行してみて、それでも失敗したら再検討して新たな解決策に進む、という時間の使い方をしていると無駄がなく経営の効率性も向上するのでしょうね。


これを記載していて、身の回りの経営者さんでも、出来る方ほど意思決定の速度が秒だなと振り返りました。

学べた文章その3

私が一日一二時間から一四時間働いた後に、客の接待を夜中の二時や三時まで続け、翌朝早起きして客に会いに行くことに驚く人は多かったが、秘訣は、一分の無駄もない、質の高い睡眠にあった。

四時間しか寝られない日もしょっちゅうあったが、質の高い睡眠をとるよう心がけた。


この文章から、数年間〜数十年間相当ハードな生活を送っていたことがわかります。

物理的に睡眠に時間を割くことができなかったため質を高めたという解決策に至ったようです。


寝る時間は個体差もありますが、このような生活をしなければならない状況であり、それを乗り越えたレイロック氏のタフさと強固な意志に感動しました。


私は8時間程度は寝る方なのですが、この睡眠時間の毎日4時間の積み重ねは数年後に、太刀打ちできない程の大きな差になっているのだろうなと感じました。

このようにして結果に差がつくのですね。

私は睡眠時間を大切にしているため他の日常生活の効率性を上げる必要があると思いました。

そのため、ご飯やお風呂や歯磨きなどの習慣から無駄ない意識で過ごしています。

週間が人生になりますからね。

学べた文章その4

幸せを手に入れるためには失敗やリスクを超えていかなければならない。

床の上に置かれたロープの上を渡っても、それでは決して得られない。

リスクのないところには成功はなく、したがって幸福もないのだ。

我々が進歩するためには、個人でもチームでも、パイオニア精神で前進するしかない。

企業システムの中にあるリスクを取らなければならない。

これが経済的自由への唯一の道だ。ほかに道はない。


これは本の最後の文章です。

レイロックは多額の負債を抱え、人生全てをかけるほどのリスクをとっていました。

もう人生においてマクドナルドしかないというほどに。

これだけリスクを取れる勇気があるから現在の結果になっているのでしょうね。

そしてそのリスクを取ることの大切さを一番学ぶことができました。

説得力がありすぎます。

この他にはないとも述べています。


確かに人間には、リスクを分析して積極的に取りに行く人、リスクを避け続ける人、の大まかに2パターン存在していると思います。

そして圧倒的に多いのがリスクを避け続ける人。


リスクを取れる人が少ないからこそ結果が大規模になるのでしょうね。

もちろんリスクをとった上で失敗してしまう人もいるでしょうけど、その失敗を分析して成功に繋げることができたらそれは失敗にはなりませんね。


そしてリスクを取れるということは、それだけの覚悟と勇気が必要だなと実感しました。

覚悟も勇気もなければリスクは取れないからです。

リスクとは勇気なのだなと新たな発見をすることができました。(やみくもに勇気を出してリスクを取るという意味ではなく、分析などで脳を十分に使った結果の勇気のことです。)

まとめ

レイロックさんからは、リスクを取る大切さとその覚悟・勇気を学ぶことができました。

私には上記の文章がグサグサと心に刺さりましたが、読む人によってはピックアップする文章が異なると思います。

自分の欠点や改善点がそれぞれ違うからです。


読んでよかった本の1つになりました。

ありがとうございます。

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