この病名を持っていると、実は3つの病名を持っていることが多い【 耳が聞こえにくくなったと思ったら、原因は実は鼻だった 】

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今回は、「耳が聞こえづらくなった」と感じて耳鼻咽喉科に受診したら、原因が鼻だったことについてお話しします。

病名は、「アレルギー性鼻炎」+「耳管狭窄症」でした。


生まれつきアレルギー性鼻炎の人は、生まれてからずっとこの耳と鼻のため、自分がアレルギー性鼻炎だということに気付かないそうです。

(つまり正常を知らないため、異常に気づかず育ってきたということです。)

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耳が聞こえづらくなった時の症状

受診するに至った私のその時の症状をまとめます。

・片耳だけ自分の声が聞こえる(飛行機に乗った時のような聞こえ方)

 →常にこの状態のわけではなく、夜間に特に聞こえづらくなる


この症状が2ヶ月前からずっと続いていました。

片方は正常に聞こえるが、片方のみに発生する状態でした。

受診に至った経緯

常に聞こえづらいわけではなく、治ったり悪くなったりするため、受診の機会を逃していました。


しかし今回はあまりにも夜間毎日聞こえづらくなるため、流石に受診した、という流れでした。


たまに目眩や頭痛もあったため、突発性難聴ではないかと焦りましたが、振り返るとこの「耳の聞こえづらさ」には関係なかったようです。

検査結果

2種類の聴覚検査をすると、検査結果は下記でした。

・鼓膜は正常に動いている

・左耳の低音が難聴


問題のあった左耳の低音が聞こえづらくなっているという結果でした。(原因は下記に進みます。)


続いて、耳と鼻は繋がっているということで、鼻の検査をしました。

耳と鼻は繋がっているため、鼻から空気をながすと、本来であれば耳へと空気が流れます。

この検査で、私は左耳のみ空気が耳に流れませんでした。(これを耳管狭窄症と言う)


続いて、鼻に、鼻の中の穴を拡張させる薬剤を入れる検査をすると、

いつもより息が吸いやすくなりました。


これらの検査結果を総称すると・・・

診断+医師に言われたこと

診断結果は、

「アレルギー性鼻炎」

「耳管狭窄症」

でした。


最初は目眩も頭痛もあるし突発性難聴を疑ったそうですが、

私の「既往歴」を見てアレルギー性鼻炎を疑い始めたそうです。

この病名を持っていると、3つの病名を持っていることが多い

「気管支喘息」

「アレルギー性鼻炎」

「アトピー性皮膚炎」

このどれか1つを持っている人は、この3つとも持っていることが多いそうです。

(現在症状が出ていなかったとしても、潜在的に持っていることが多いとのこと)


私の場合は、2年前に気管支喘息と診断されていました。


しかも、皮膚科では原因不明と言われましたが、体の一部が複数痒くなって膿が出てくるという症状もありました。(おそらくアトピー性皮膚炎)


また、家族にこの3つの症状を持っている方は、遺伝しやすいため家族も持っていることが多いとのことでした。

(私の場合は、弟がアトピー性皮膚炎を患っていたためまさに、でした。)


私はまさかの、耳鼻咽喉科に受診して、ずっと困っていた皮膚のことまで大発見になりとても嬉しい気持ちでした。

アレルギー性鼻炎について(寒暖差アレルギー)

ちなみにこのアレルギー性鼻炎は、何についてアレルギーなのか問うと、アレルゲンは

寒暖差

でした。


正式名称は「寒暖差アレルギー」と言うそうです。


これは、寒暖差にアレルギーが生じてしまうことが原因です。

例えば、

「お風呂上がり」

「真夏にコンビニを出た直後」

「スーパーの冷凍コーナーを去った後」

等です。


これはもう避けようがないと思いました。

寒暖差アレルギーの場合は、生活上原因を排除することができないため、一生この病名と付き合っていくことになるそうです。

そのため、内服で症状を緩和させながらアレルギー性鼻炎と共存していくことになります。

耳管狭窄症について

耳管狭窄症に関しては、原因はアレルギー性鼻炎でした。

メカニズムは下記です。

寒暖差アレルギーにより、鼻の穴と耳を通じる管(耳管)が腫れる+鼻水が出る

→息がしづらい状態になる

→耳管の陰圧の開閉がうまくできなくなる

→耳がこもって聞こえるようになる


今振り返ると、私は幼い頃から人よりは耳が聞こえづらかったため(テレビの音量をいつも上げたり人の話を聞き間違えたり)、原因がやっと分かりました。

まとめ

「気管支喘息」「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」のどれか1つでも持っている人がいたら、3つを潜在的に持っていていつか発症する可能性が高いため、周りにいる方に教えてあげてください。


日常生活で何かしら困っているはずです。


慢性的な病気のため、共にうまく付き合っていきましょう。


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