今回は、株式投資における「上方修正」「下方修正」について解説します。
企業が決算を発表する前に、次期の業績予想を出すことが多いです。
業績予想の内容は、売上高・営業利益・経常利益・当期利益・1株利益等の発表です。
この業績が上方もしくは下方と判断された場合は、企業はそのことを即時に開示する義務があります。
その基準は次の通りです。
・売上高の増減が10%以上の場合
・営業利益・経常利益・当期純利益の増減が30%以上の場合
そして、この開示において、の修正は次のように言います。
上方の場合:上方修正という
下方の場合:下方修正という
例えば、当初予想と比較して上方修正額が大きくなればなるほど、株価は上がる可能性が高いです。
しかし期待値より上方されていなかった場合は横ばいになったり下がったりする可能性もあります。
反対に、当初予想と比較して下方修正額が小さくなるほど、株価は下がる可能性が高いです。
しかし期待値より下方されていなかった場合は横ばいになったり逆に上がったりする可能性もあります。
注意点
上方修正がされたとしても、控えめな数字で上方修正がされた場合は、更に上方修正が出されることもあります。
反対に、下方修正の場合は株価への影響を懸念して高めに修正しすることもあり、再度更に下方修正が出されることもあります。
関連記事→【 IRとは 】上手な場合と下手な場合まで分かりやすく解説
フリーアカウント作成 | Binance
バイナンスにアカウントを登録
最近のコメント