【うつ病になってしまった猫さん】(実体験)症状・原因・解決策

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今回は、うちの猫さんが鬱病になってしまった経過をお話しします。


猫さんが精神的に参ってしまうと、行動や態度に分かりやすく出ることが分かりました。

実際の様子を、ブログにて詳細に記載していきます。


いつもの正常なムーンくんはこちら

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猫のうつ病の症状(実際にみられた症状)

・動かないでずっと寝ている(モゴモゴとも動かない)

・毛繕いしない(濡れていても1秒もしない)

・走らないどころか、歩かない

・目に光が入らない(表情が明るくない、元気ない)

・起きていてもぼーっと目を開けているだけ(傾眠)

・ご飯を食べない(全く食べなかったが、数日後から口元に近づけた時だけ食べるようになった)

・人を避ける(いつもは人大好きで寄ってくるのに、寄ってこない)

・なでなでしてもゴロゴロ言わない(普段は言うのに)

・排便をしない(食べないこともあり、6日間出なかった)

・排尿は数日後にあった(2日間なかったが、食べ始めてから排尿があった)

うつ病になってしまった原因

原因は「大嫌いな車に2日おきに乗ったこと」が挙げられます。

なぜなら

ムーンくんは車に乗るのが大嫌いで、毎回過呼吸・(恐怖により、排便・排尿)になってしまうからです。

過呼吸の詳細→【 猫の過呼吸の様子(動画あり) 】原因・症状・治療法・効果についてもまとめ


そして、「少しずつ車に慣れてきているのかな?」と見誤り、2日おきに病院に連れて行ってしまった飼い主の判断が問題でした。(ムンたんごめんね)

全く慣れておらず、変わらず車に慣れる気配がありません。

ちなみに慣れてもらうためにどのような工夫をしたかは、上記のリンクに記載してあります。


なぜ車嫌いのムンたんなのに、2日おきに(つまり2連続)で病院に連れて行ったかと言うと、

1回目:骨瘤のレントゲン(詳細→【 骨軟骨異形成症(骨瘤)と診断された猫さん 】症状・経過・記録まとめ

2回目:爪が肉球に刺さった疑惑

が原因でした。


ちなみに2回目の、爪が肉球に刺さった疑惑が大元です。(しかもまさか鬱だと思わなかったため肛門絞りや外耳処置までしてもらったのです。)

1回目の通院後にかなり元気がなく全く歩かなかったため、足でも痛いのかと思って足を見たら、左足中指の爪だけ折れて変にカーブしており、肉球に当たっていたのです。

それが歩けない原因だと思っていましが、歩かない原因は実は「精神的なもの」だということに、2回目通院数日後に分かりました。

これに関してはまたこのブログに別記事として記載します。

解決策

獣医師の助言

ちなみに病院嫌いのムーンくんを更に病院に連れて行ったら本格的に精神病になってしまうため、

電話で獣医師に助言していただきました。


獣医師による解決法〜

・ご飯を全く食べていない状況であれば、猫さんは1週間も尿や便が出ないこともある

・便が出ない場合、吐いていなければ大丈夫(吐いていればイレウスの可能性有りだが)

・口元でご飯をあげて食べるようになったなら、なるべく水分やご飯を摂ってもらう


このようにご助言いただきました。

連れて行けない状況なのにご助言ありがとうございます。

水分補給


絶飲絶食中の猫さんの1番の心配は、「脱水」です!!!

脱水状態でご飯を食べないと、もう病院で点滴をするしかありません。

そうならないために、まずは脱水対策をしました。


自発的に飲まず、口元に水を持って行っても飲まない状況でした。

そこで、水分補給チュールをAmazonで注文しました。

しかし2日かかってしまうため、その前はシリンジにて対応していました。

具体的には

しかしチュールを食べ始めれるようになった段階で、チュールの上に水を流し、チュールと一緒にお水を飲んでもらう作戦です。

コツは、(チュールの味が薄くなりすぎない程度に)チュールの上に水をさりげなく流し、チュールと一緒に飲んでもらうことです。


シリンジに関しては、以前もムンたんは脱水になってしまったため以前から持っていました。

シリンジは大変ありがたいです。

1つ持っていると、いつでも脱水対策ができるため安心ですね。

シリンジ is god!(シリンジは神様)


でもやはり、水分補給チュールの方があげやすいため、チュールがおすすめです。

しかし水分補給チュールは、水と同じ電解質との記載があり、水と同じ成分が摂取できるわけではありますが水の方が安心感があったため、私は併用していました。


寝ながらでも食べれるご飯

寝ながらでも食べれるご飯を用意しました。

うつ病になってしまった猫さんは、いつもご飯の置いてある場所まで自発的に食べに行かないため、寝ながらでも食べれるご飯を用意する必要があったのです。

そもそもトイレ(しかも回数極端に少ない)までの距離しか歩かないため、自発的にご飯の場所へ行くどころか無駄に歩きません。


最初は、ご飯をあげても口も開きませんでした。

しかし2日後、口元にチュールを近づけると食べてくれたのです!!

そこで上の写真のご飯を、それぞれ左から説明していきます。

・カルカン 新・食いつきアップ!お魚・お肉ミックス


こちらは、肉感たっぷりでゴージャスなご飯でした。

しかし、うつ状態で食べる気力があまりない・寝たきりの猫さんにはやや厳しかったです。

ボロボロと口からこぼれてしまいました。


そのため、うつ状態の寝たきりの猫さんには向きませんが、元気な猫さんからしたら嬉しいご飯になります。

・カルカン 新・食いつきアップ!海の幸ミックス


こちらも上記と同様です。

味違いになります。

・チャオチュール 総合栄養食バラエティ


チュールは、うつ状態の気力のない猫さんでも容易に食べれるため非常に向いていました。

チュールなのに総合栄養が摂取できて、とってもありがたかったです。

チュールさんありがとうございます。


見た感じ、普通のチュールよりやや濃い色をしておりました。(濃度も濃いのかな?)

もはや必需品です、素晴らしい製品をありがとうございます。

・三つ星グルメジュレ 2種のアソート


こちらはジュレなので、うつ状態であまり食べる気力がない寝たきりの猫さんでも比較的容易に食べることができました。

程よく入っている粒々お肉がまた良かったです。(噛む気力のない猫さんでも食べれるつぶつぶ感だった)

美味しそうに食べてくれて嬉しかったです。

うつ状態での食事の様子(寝たきりで、半分以上食べこぼし)

実際の様子を、下のツイッターにてまとめました。

↑こちらが、うつ状態で寝たきりで食事摂取する猫さんの実際の動画です。

気力もないし咀嚼もできないため、半分以上食べこぼします。

普段は食べこぼしたとしてもそれを床に落ちたものを食べようとするけど、うつ状態の時は食べ物が落ちても見向きもしません。

まとめ

番外編:飼い主の心境

ちなみに、うつ状態の猫さんの看病をしている時の私の心境はこちらです。

大切な猫さんの生命の危機に、いたたまれない気持ちでした。

しかし、現状を悲しんでも猫さんに不安が伝わるのも良くないし、

飼い主の私がしっかりしなければならないため、解決策を考えて行動し続けるのみでした。


元に戻ってくれてありがとう、猫さん。

生きることを選択してくれてありがとう。

元に戻った猫さん(まとめ)

この後猫さんは、無事に食欲も出て自発的に食事摂取できるようになりました。

そのおかげで、無事に排尿・排便もあり、改善に向かいました。


猫さんもうつ病になるのですね。

うちの子は、1代目の猫さんと比較しても性格がかーなーりー繊細なので、うつ状態に陥りやすいと分かりました。

今後も、留意しながら楽しく幸せに過ごしていきます。

猫さん
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Miories
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