今回は、仮想通貨「WEMIX」について解説します。
WEMIXとは・創設者・特徴・供給量・投資における将来性、の順で説明していきます。
WEMIXとは
WEMIXとは、イーサリアムバーチャルマシーン（EVM）互換のパブリックチェーンです。
※EVMとは→【 Network Enhanced Virtual Machine（NEVM）とは 】特徴まで解説
※パブリックチェーンとは→【 パブリックブロックチェーンとは 】仕組み・メリットデメリット・パーミッションドブロックチェーンとの違いについても解説
WEMIXは、Stake based Proof of Authority（SPoA）コンセンサスアルゴリズムを採用していることも特徴的です。
また、分散化・セキュリティ・スケーラビリティを確保することを目的とした高性能オープンソースプロトコルとして、ゲーム・分散型金融プロトコル・その他のブロックチェーンサービスがスムーズに移行してネットワークに参加できるパブリックチェーンが含まれています。
※スケーラビリティとは→仮想通貨における【 スケーラビリティ問題とは 】分かりやすく解説
※分散型金融とは→【 DeFi（分散型金融）とは 】メリット・デメリットまで解説
WEMIXはノードカウンシルパートナー（NCP）によってバリデータ ノードとして運営されています。
そしてコンセンサスは完全な分散化に向けて進化しています。
WEMIXは、プラットフォーム上の全ての活動の取引媒体として機能しています。
ユーザーは、様々なゲームのゲーム内トークンをWEMIXに交換したり（逆もしかり）しています。
そしてゲーム内アセットの購入に使用したりしています。
WEMIXの公式ホームページはこちらです。
創設者
WEMIXは、Wemix Pte .Ltd.によって開発されています。
ブロックチェーン事業を専門とするWemadeの子会社です。
Wemadeは、ソウルに本拠地を置く韓国の上場ビデオゲーム開発会社です。
中国で5億本を販売したLegend og Mir PRGを開発しました。
Wemadeは、Joumax（Wind runnerの開発者）やFlero Games（Every Townの開発者）など10以上の子会社を持っています。
このいくつかの有望な韓国のゲーム開発会社の株主です。
2000年に設立されたWemadeは、20年以上のゲーム開発経験を持っています。
そして次のタイトルを発売しました。
・Lcarus
・Lost Saga
・The Legend of Mir Ⅱ、Ⅲ
・Avalon Online
・Aster Online
・Changchun Online
・Wind Runner、Z
・LcarusM
・Candy Pang
・Juicy World
・Touch Fighter
・Aero Strike
・My Secret Bistro
・Everytown
・Abyssrium
・Goddes ‘Kiss
・Viking Isrland
特徴
可変ガス料金方式
WEMIXは、EIP-1599、40 WONDERS（WEMIX On-vhain Network of Decentralized Ecosystem Regulators）に基づくImplementation of Variable total gas fee formula（可変ガス料金方式）を実装しています。
これにより、分散化・セキュリティ・スケーラビリティの間のバランスを維持させています。
※スケーラビリティとは→仮想通貨における【 スケーラビリティ問題とは 】分かりやすく解説
具体的には、ノード評価議会のパートナー・1秒のブロック間隔で4,000TPSのスループットなどです。
そのため、「ブロックチェーンのトリレンマ」を解決できています。
P＆Eゲームプラットフォーム
WEMIXは、集合的に調整された主要なプラットフォームは、WEMIXエコシステムの成長と拡大に直接貢献しています。
WEMIX PlayネイティブゲームランチャーであるWEMIX Playerを通じて、「有料」セグメントをグローバルゲーマーのエクスペリエンスサイクルに実装する、規模の大きい最速のP&Eゲームプラットフォームです。
※P&Eゲームとは→「Play to earn」の略称で、稼ぐことのできるゲームのこと
また、ナイル共同の可能性によって実現される革新的な機会を実現するスマートコントラクトに基づくプロジェクトの作成・円滑化・管理のために構築された次世代のDAOを利用したコミュニティプラットフォームでもあります。
※DAOとは→仮想通貨における【 DAOとは 】分かりやすく解説
DeFiプラットフォーム
Wemix DeFiサービスセキュリティと検証のために様々なソースから伝播されたデータを収集・分析・ブロードキャストするオラクルを利用しています。
※オラクルとは→仮想通貨における【 オラクル（Oracle）とは 】特徴まで分かりやすく解説
そして仮想通貨の保管・交換・貸出・決済・投資をサポートするオンチェーンDeFiプラットフォームです。
WEMIXやUSDCや法定通貨などの、オンチェーン・オフチェーンの安全な資産を100％担保する公式ステーブルコインプロトコルであるWEMIXトークンを導入させています。
WEMIXウォレット
WEMIXウォレットの分散型ネイティブウォレットは、銀行のないWeb3バンキングアプリのようなものです。
WEMIXウォレットは、資金と仮想通貨を管理する際に、それらを管理する必要なく、経験中心のサービスを提供しています。
つまり、ウォレットは、秘密鍵を単独で制御できるように設計された日管理クリプトウォレットです。
WEMIXエクスプローラーには、マクロスコープと顕微鏡の2つのコンポーネントがあります。
WEMIXのマクロスコープは、エコシステム全体の成長に直接影響を与えるデータの集まりです。
しかしマイクロスコープは、WEMIXブロックチェーンネットワーク内の詳細なトランザクションやブロック検証などの活動を分析しています。
ちなみに、WEMIX Classic（WEMIXC）は、Klaytnネットワーク上に構築されたレガシートークンです。
そして以前はWEMIXとして知られていました。
Stake based Proof of Authority（SPoA）
WEMIXのコンセンサスアルゴリズムは、Stake based Proof of Authority（SPoA）です。
Proof of Authorityに基づいているステーキング方式ということです。
※PoAとは→【 Proof of Authority（PoA）とは 】PoW・PoSとも比較して分かりやすく解説
供給量
WEMIXの最大供給量は設定されていません。
投資における将来性・まとめ
WEMIXは、EVM互換のパブリックチェーンです。
EVM互換のジャンルは競合がちらほら存在します。
また、WEMIXの特貯油でもあるDeFiに関しては競合は数えきれないほど存在しています。
時代の需要には適していますが、競合が多いため、その中で生き残り続けることが大変です。
そのためWEMIXでなければならない理由が強固にあると良いですね。
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