NFTには様々な活用方法があります。
現在NFTでは200以上のカテゴリーの400万個以上のアイテムが取引可能になっています。
その取引可能アイテムの代表例をまとめました。
1.NFTとは
2.NFTの活用事例まとめ
∟ブロックチェーンゲーム
∟NIKI
∟アート作品・デジタルアート
∟アイドルのカード
∟チケット
∟会員権
∟証明書
∟ワイン
∟ステーキング
∟Twitterのツイート
∟オンライン上の土地
∟著名人が使った物
音声バージョンはこちらからお聞きくださいませ。
NFTとは
NFTとは、 NFTとは/分かりやすく解説 に詳しく記載してあるためご覧ください。
NFTの活用事例まとめ
ブロックチェーンゲーム
NFTの活用事例でもっとも有名なのは、ブロックチェーンゲームです。
オンラインゲーム「マインクラフト」はNFTを導入しています。
NIKE
2019年に、シューズ・スポーツ用品ブランドのナイキはEthereumのブロックチェーンで靴をトークン化する特許を取得しています。
販売されるシューズに対して発行される暗号化デジタル資産(トークンとも言います。⇒トークンとその特徴)により、物理的なシューズの認証と取引に利用できる所有権を持つことが可能になる方法を導入しました。
またナイキは、トークンの使い方の特許取得しました。(その中には、ゲームアイデア等も含まれています。)
シューズ購入者は、所有者IDとトークンIDをリンクさせることにより、靴の所有権を取得することができます。
それにより、購入したシューズがナイキ製品である真正性を証明することが可能になります。
シューズをトークン化する目的として、
・偽物の流通防止(トークンにより所有権が取得でき、かつ製品の真正性が証明できるため)
・シューズの生産数などを決定するうえで役立つ(消費者が所有権を取得することで店舗の在庫数の取得が可能になるため)
・シューズのデザインを使用する許諾機能に利用できる
があります。
アート作品・デジタルアート
有名なアニメでは、日本では既に「進撃の巨人」や「攻殻機動隊」等のデジタルアートが販売されています。
これらのNFTには、それぞれIDが付与されています。
そのため、唯一無二の自分だけのコレクションとして保管・売買することができます。
アイドルのカード
日本ではSKE48のトレカがNFTで販売されています。
これらは所有者のみが画像の閲覧ができるという制限をかけることもできます。
チケット
日時・座席が指定されているもののためNFT導入可能です。
なぜなら、最前席とそうでない席では価値がことなるからです。
実際、特別席は30万円といった価格をつけているものもありますよね。
これらはNFTで売買できます。
会員権
実際に「Forbs」が既に取り入れています。
「Forbes」のサイトを訪れたユーザーが会員権を持っているかということをUnlockというプロトコル(詳細⇒仮想通貨における「プロトコル」とは)で確認されます。
そしてユーザーが会員権のNFTを持っていると承認されたら、会員機能が有効になり、ユーザーは広告の表示なしにForbesの記事を読むことができます。
応用で会員権をNFTとすることにより、これまでハードルが高かったものの入会も権利の二次流通によって、より手軽に入会することも可能になると言われています。
証明書
<所有権の証明>
例:不動産等。所有権兼オーナーが、所有権の証明として発行されたNFTを獲得し、自分のものであるということが明治できます。
<個人情報>
例:医療等。患者様のデータ管理・治験と調剤の追跡・医薬品の偽造防止ができます。
<資格証明>
現在の資格証明書は紙ですが、資格を暗号化し、それにより資格を証明することも可能です。
ワイン
ワインは原材料は同じブドウなのに対し、畑や年代によって、価格が大きく異なります。
畑によってブランドまであります。
世界で最も高いワインの「ロマネ・コンティ」は、最低価格で100万円からで、最高価格で1億円以上するものまであります。
この価値に応じて価格を設定し売買することができます。
ステーキング
NFTはステーキングもできます。(詳細⇒ Defiステーキングとは)
ゲーム内通貨をステーキングし、ゲーム内での活用や売却も可能です。
Twitterのツイート
米SquareのCEOのジャック・ドーシー氏は2021年、Twitterに投稿された最初のツイートをNFTとしてオークションサイトのValuableに出品しました。
その価値は約250万ドル(約2億7000万円)です。(2021年3月8日現在)
ツイートをNFTとして購入するということは、ツイートのデジタル証明書を買うということです。
そのツイートは転売も可能です。
転売する場合は、オリジナルのツイート投稿者に10%、Valuableに2.5%が送られるシステムになっています。
オンライン上の土地
コインチェックは、「The Sandbox」とNFTマーケットプレイス事業において連携を開始したと発表しました。
「マインクラフト」のようにオンライン上で土地を購入し、その土地を売却すると発表しました。
著名人が使った物
著名人が使った物は、同じものでも他の物とは価値が異なります。
例えば、「アイドルが使った服」等です。同じ服でも、「アイドルが使った」というだけで価格が高くなって売られます。
このようにノンファンジブルなものは売却のNFTの対象です。
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