FX【 四半期経常収支 】発表後の値動き/実際の例で解説

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今回は、FX経済指標「四半期経常収支」の発表後のドル円の値動きについて解説します。

実際の2021年12月21日の結果をもとに解説します。

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経済指標結果

経済指標の結果は、下の表の通りでした。

四半期経常収支の結果は、予想と比較してやや悪い結果となりました。

この日は他に経済指標の発表はありませんでした。

直後の値動き

経済指標発表22:30以降のチャートをご覧ください。

発表後、そのまま急上昇していきました。

今回の四半期経常収支は重要度はかなり高い方で、やや悪い結果だったのですが、チャートは反対に動き続けました。

予想値とあまり乖離もなく、やや悪い結果となったため、テクニカルのトレンドに沿って根が動いたと考えられます。

テクニカル分析

日足のチャートをご覧ください。

日足では、2日前と同じラインまで上昇したと分かります。

経済指標の乖離がなかったため、日足レベルでのレンジの地点まで上昇したということでしょう。

(次の日もチャートが下がることもなく、レンジのままでした。)


続いて4時間足をご覧ください。

4時間足だと、2日間レンジで、その後レンジブレイクで、2日前の地点まで上昇したと分かります。

まとめ

今回は、星4つのかなり注目度の高い経済指標でしたが、テクニカルのトレンドには負けました。

これは、2日間レンジだったため、した抜けるか上抜けるかのラインで、経済指標は対して乖離がなかったためレンジブレイクで急上昇したと分かります。


しかし普段は、経済指標星4つの場合は経済指標のトレンドに沿うことが多いです。

しかし、経済指標発表まえに数日間レンジの場合はレンジブレイクでテクニカルに沿うこともあるため注意しましょう。

レンジブレイクしないかどうか、事前にテクニカル分析をしてからエントリーするようにしましょう。

また、大きな足のテクニカルに沿うと、数時間単位レベルでトレンドが変わらないこともあるため、経済指標発表直後でなく数時間後でのエントリーは避けるようにしましょう。(直後から時間が経てば経つほど、勝率は低くなるからです。)


関連記事→【 オシレータ全種類 】分かりやすく解説ーテクニカル分析

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