今回は、FX経済指標「フィラデルフィア連銀製造業景気指数」の発表後の値動きについて説明します。
フィラデルフィア連銀製造業景気指数の結果
今回は、2021年11月19日の経済指標発表の実際の例をもとに解説します。
結果は下の画像の通りでした。
結果のように、この日のフィラデルフィア連銀景況指数は前回・予想と比較しかなり良い結果となりました。
同時間に、失業保険継続受給者数も、前回・予想と比較し減少したため良い結果となりました。
発表直後の値動き
22:30直後のチャートをご覧ください。
経済指標発表前に急上昇していたため、発表直後はそこまでの上昇は見られませんでした。
レンジになりながらも上昇はしましたが、1時間半後の0時付近でほぼ全値戻ししました。
前ね戻しごは反発してまた上昇していきましたが、その後はレンジで落ち着きました。(チャートには写っていないですが、1:30現在でもレンジになっています。)
そのため今回の上昇継続時間はやく1時間半となりました。
しかし今回の場合は、経済指標発表前のルーモア(噂)の段階で大きく変われていたため、発表直後には大きな値幅とはなりませんでした。
そのため今後は、発表前のルーモアの段階で大きく変われたり売られたりしていないかを確認してからポジションを持ちましょう。
なぜなら、ルーモアの段階で大きく値動きがあると、経済指標発表に大きな乖離があったとしても、そこまで大きな値動きを継続できないからです。
大きな足でのチャート
日足のチャートを見ましょう。
今回は、上値が重くなっているため、上には突き抜けづらいチャートになっていると分かります。
今後もポジション前に大きな足でのチャートを一通り見てからエントリーしましょう。
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