【 成長産業と斜陽産業 】メリット・デメリットを踏まえて解説

「成長産業」と「斜陽産業」の特徴とそれぞれのメリットデメリットについて説明していきます。

成長産業とは

成長産業とは、未来に需要があって、今後期待できる産業のことです。

現在で言うとAIやロボット等です。

そのため成長株投資では成長産業に投資されます。

しかし未来に何の銘柄が報われるかを探し出す必要があります。

なぜなら成長産業はライバル会社がとても多いからです。

斜陽産業とは

斜陽産業とは、今後の成長が見込みにくい成熟産業のことです。

今後需要が下がりそうな産業のため、成長産業と比較して人気はありません。

成長する余地が限られており、高い利益は望めません。

しかし、新規参入者が少なく、グローバルな競争に晒されないため、先が見通しやすいです。

成熟産業でも、M＆A（合併・買収）等で業績を高めて利益を出そうとしている企業が多くあります。

その場合、買収企業の純資産より低い金額で同業他社を買収できるケースが多いため、株価上昇を見込むことができます。

そのため、バリュー株投資の対象となります。

成長産業のメリット・デメリット

メリット

・大きく成長する可能性がある

・長期保有できる

・産業全体が儲かっていくため、利益が見込める

デメリット

・世界での戦いとなり、銘柄を当てられる確率が低い

・期待以上に成長するかは未知

・期待値に伴いPERが割高

斜陽産業のメリット・デメリット

メリット

・皆が注目しておらずPERも低い

・M＆A等が起こると価値より低い金額で購入することができる

・先が見通しやすい

デメリット

・未来の成長への期待値が低い

・倒産する可能性もある

・企業衰退に伴い配当が払われなくなる可能性が高い

まとめ

これらの特徴から、

産業企業は成長株投資

斜陽企業はバリュー株投資

の対象となることが多いです。

成長株投資がとても人気です。

しかし、だからこそ斜陽企業に注目してみるのも良いです。

なぜなら、投資ではいつでも90％の人が負け、10％の人が勝ち続けているからです。

ということは、大衆と同じことをしていても勝てません。

少数派は有利です。

皆様も、自分に適した投資ができることを願っています。（＾＾）

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