今回は、仮想通貨における「ハイブリッドブロックチェーン」について解説します。
ハイブリッドブロックチェーンとは
ハイブリッドブロックチェーンとは、プライベートブロックチェーン（パーミッションドブロックチェーン）とパブリックブロックチェーンの両方の要素を組み合わせたブロックチェーンのことです。
※プライベートネットワーク・プライベートブロックチェーンとは→【 パブリックブロックチェーンとは 】仕組み・メリットデメリット・パーミッションドブロックチェーンとの違いについても解説
つまりハイブリッドブロッチェーンは、プライベートブロックチェーンとパブリックブロックチェーンの両方が混在しています。
これにより組織は、テクノロジーの制限に関する計画を変更するのではなく、達成したいことをより適切に制御できるのです。
また、パブリックシステムとともにプライベートな許可ベースのシステムをセットアップできます。
そして残りのデータを公開したまま、ブロックチェーンに保存されている特定のデータへのアクセスを制御します。
また、スマートコントラクトを使用して、人々がプライベートトランザクションが完了したかどうかを確認できるようにしています。
そのためハイブリッドブロックチェーンは、銀行が所有する通貨を非公開にしたまま、デジタル通貨へのパブリックアクセスを許可できます。
ハイブリッドブロックチェーンアーキテクチャは完全にカスタマイズ可能です。
ハイブリッドブロックチェーンメンバーは、誰がブロックチェーンに参加できるか、またはどのトランザクションを公開するかを決定することができます。
したがって、非常に有用性のあるブロックチェーンになります。
ハイブリッドブロックチェーンでは最も知名度のあるそして時価総額の高いネットワーク（兼仮想通貨）はXDC Network（詳細→仮想通貨【 XDC Networkとは 】創設者・特徴・投資における将来性まで解説）です。
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