今回は、仮想通貨における「Proof of work(PoW)」と「Proof of stake(PoS)」の違いについて解説します。
つまり、プルーフオブワークとプルーフオブステークの違いについてです。
一言で述べるとと、違いは下記です。
・PoW＝ワーク（マイニング）
・PoS＝保有量
詳細を、それぞれ説明していきます。
プルーフオブワークとは
プルーフオブワークとは、マイナーという人々がマイニングをすることにより、仮想通貨が取引されているシステムのことです。
このマイニングは、電気を大量に消費するため、地球温暖化の悪化として懸念されています。
ビットコインも、2021年4月ころにこの電気の消費量が多くてニュースになっていました。
マイニングの詳細→仮想通貨における【 マイニングとは 】
プルーフオブステークとは
プルーフオブステークとは、ステーク量に応じて、報酬を受け取ることができるシステムのことです。
ステークとは、Defiにて仮想通貨を預けておくことを指します。
ステーキングの詳細→【 Defiステーキングとは 】分かりやすく解説
つまり、ステーキング量が多ければ多いほど、報酬が支払われます。
プルーフオブステークにマイニングは必要ありません。
プルーフオブステークを採用している仮想通貨は、ADA等です。
イーサリアムは現在はPoWですが、イーサリアム2.0にアップデートされるとPOSに変わります。（現在アップデート待ちです。）
POWとPOSの違い
上記をまとめると、違いは下記です。
・PoWの場合報酬はマイニングにより受け取ることができるが、PoSの場合報酬はステークにより受け取ることができる
・PoWは電気消費により環境破壊が懸念されているが、PoSは電気消費がなく環境破壊も懸念されていない
しかしPoSには新たに開発されて様々な種類が出ているためそれぞれ特徴が異なります。
詳細→仮想通貨における【 PPoS（Pure Proof of Stake）とは 】PoW・PoS・DPoS・BPoSとの違いまで解説
どちらが良い？
PoWでも環境破壊が懸念されないマイニング方法であれば、どちらでも良いかと思います。
しかし実際、国1つ分の電気消費量が必要になるため、環境破壊が大きく問題失されるのもわかります。
そのため現在は、POSの方が懸念されることがないと言う点で、PoSの方が優位性が高いです。
（POSにアップデートしている仮想通貨もあるため、問題はこれから浮上するかも知れませんが、現時点ではPOSの方が優位性が高いです。）
何が言いたいかというと
— Miori (@mioriescom) March 14, 2022
BTC王者ピンチ👑💥
BTCほど自立分散が成り立っていて人が介入していないからこそPoSの変更は難しい。
そしてETHも早く2.0にアップデートしなければならない理由ができた。
これ全世界がこの禁止法出したらPoWの立場がなくなってしまうね😨
時価総額と価格に表れるだろうな https://t.co/n76hUIeTxI
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