今回は、Metabowsについて解説します。
Metabowsに関する必要知識を述べ、最後に将来性についてまとめます。
Metabowsとは
Metabowsとは、NFTとメタバースとGameFiをかけ合わせ、犬の保護支援を通して世界中の犬のウェルビーイングを目指すプロジェクトです。
NFTやメタバースは現実世界の拡張ですが、Metabowsはその先の現実世界に価値が還元される仕組みになっています。
つまり、実際の犬が救われるという仕組みになっているのです。
デジタルがリアルな世界をよりよく変えるのです。
デジタル化する社会のあるべき姿を、Metabowsが提供します。
これまでは寄付したとしても口座から引き落とされていたり、データ上の数字が変化するだけの形が多かったのですが、寄付をより実感できるようになるため、寄付する人自体が増加していきそうな素晴らしいプロジェクトですね。
概要はこちらです。
チーム
Open Sky Blueというチームで運営されています。
日本・アメリカ・アゼルバイジャン・ドバイ・香港・韓国などからメンバーが参加しています。
NFTビジネスをグローバルで展開しています。
日本のファウンダーは木川雄介氏で、ディレクターは谷本佑真氏です。
NFT
Metabows NFTは、あらゆる犬を殺処分から守り、保護するための犬のアバターNFTです。
しかし単に犬のアバターNFTを作成・販売・支援するだけでなく、メタバースやHameFiを組み合わせることで、愛犬家に限らず誰もが楽しんで人と犬のウェルビーイングに寄付できるきっかけを提供しています。
NFTというデジタル資産を得ることにより、実社会に対しても犬の保護という形で価値が還元されるこの仕組みは、まさしくWeb3時代の新たな人と犬の関わり方やウェルビーイングです。
そしてNFTが導入されると、その収益が当該犬たちの保護に使用され、購入後は実際に救われた犬の情報がNFTに付与されます。
また、Metabows基金を設立し、収益から保護費用を除いた差額を運用します。
そこでの運用益により、NFTの新規発行だけに頼らない継続的な支援を実現します。
2種類のMetabows NFT
Metabowsには2種類のNFTがあります。
①Look at me【 LAM 】
1体のアバターに緊急度の高い犬が紐付き、購入後は実際に救われた犬の情報がNFTの関連情報として記載されます。
②Look at us【 LAU 】
1体のアバターにMetabows Pool(提供する団体によりMetabowsに登録されている犬のリスト)にいる犬が紐づきます。
LAND
Metabowsでは、保護した犬=購入したNFTをメタバース空間(Metabows LAND)で遊ばせることが可能です。
このメタバースは、10m×10mを1区画とした合計414,000区画を提供(一部販売)予定です。
自然の景観を残す開発禁止区域と、ショップ開設などが可能な開発区域を設けます。
開発区域では、アバター犬を自由に遊ばせたり散歩させたりできるだけでなく、アバターに着せる首輪やリードなど、Metabows内で利用できるアイテムの売買機能も実装できます。
また、LAND内の売買には独自のトークン「Bow Token」が用いられます。
連動するゲームアプリ「Metabows GO」では、Bow Tokenのマイニングもできます。
今後、アイテムのコラボなどの積極的に実装する予定です。
将来的には、本プロジェクトの基盤技術でもあるCross Value Chainの特性を活かし、コンテンツゲートウェイの一面も強化されます。
それにより、ユーザーが保有するあらゆるNFTが同メタバース内に送り込めたり、外部アプリとの連携も可能となる予定です。
犬の保護を目的にスタートするMetabowsですが、新たなWeb3コミュニティの形成に繋げることで、犬だけでなく、犬と人両方のウェルビーイングに寄与するプロジェクトを目指します。
Metabows VILLAGE
Metabows VILLAGEというメタバース空間があります。
そこで、アバターの犬に餌をやったり、散歩に連れていくなどの育成ゲームを楽しむことができます。
たまごっちのイメージに似ているようです。
Metabows GO
Metabows第三の軸となるのは、GameFiです。
これはPlay to earn(P2E)の育成ゲームである「Metabows GO」です。
Play to earnのため、ゲームで遊んで稼ぐことができます。
アプリ内でMetabows NFTの散歩や世話をすることで、稼ぐことができるのです。
具体的には、NFTの犬の散歩やお世話により、Bow Tokenを獲得することができます。
Bow TokenはMetabows LAND内でのアイテム購入に使えます。
また、パートナー企業であるCROSSTECH社が上場準備中の仮想通貨「XCR」との互換性が予定されています。
これにより、Metabowsに関わることが犬の保護に繋がることに加え、サポートする人間にとっても支援の喜びにとどまらない利益をもたらします。
募集
Metabowsでは、支援先・グローバルパートナーを募集しています。
応募先は、下のフォームにてお問い合わせできます。
支援先募集
保護団体の募集です。
Metabowsと提携することにより、保健所から救う初期費用やNFT販売収益が基金化されたBOW基金より継続的な支援がされます。
支援先の詳細はブロックチェーンに記載され、透明性の高い形で寄付されます。
保護団体は、救済が必要な犬の情報をMetabows事務局に提供することにより、当該犬のNFTアバターを事務局が無料で作成し、Metabows上で支援を集めます。
グローバルパートナー募集
CSR活動・CSV活動・ESG投資に興味のある企業の投資先やPRパートナーを募集しています。
パートナー及びスポンサーの特典として、Metabows Land内の商業エリアでアバターに着せる首輪やリードなど、Metabows内で利用できるアイテムの販売が可能となります。
現実世界で実際に販売する商品のマーケティングや、ブランドの認知・イメージ工場のPR活動としても活動できます
Forbsでもピックアップされる
Metabowsが、Forbsにもピックアップされました。
将来性・まとめ
これは投資というより寄付になります。
しかし素晴らしいプロジェクトです。
現代の資本主義の問題を解決し、分散化させようとしているWeb3と非常に相性が良いです。
しかし、Play to earnの視点で見ると、これまでのP2Eは運営が利益を出し、それをアプリの開発に運用していた形になりますが、
メタバウズの場合は運営が利益を寄付し、その差額を運用して増やす(つまり投資)という形になっています。
そのため、P2Eよりも難しい利益構造になっているということです。
まず利益の何割あkが寄付に充てられ、その時点でP2E的には不利になるのに、これを運用して増やすとなると、運営側の投資の能力が問われます。
そのため運営側にいる投資家の能力によってアプリの利益が変わるということです。
開発されたばかりのため、資金的に余裕がないと考えられるため、超長期投資では厳しく、トレード重視の運用をするのかな?と考えられます。
それほど利益を出せるトレーダーを確保できているのでしょうか?
従来のP2E(詳細→【 稼げるNFTゲーム全種類(21種類) 】それぞれの特徴・稼ぎ方・始め方)は、報酬トークンが暴落してしまったものの方が多いですが、それよりも利益の出し方が不利となると、相当運営側に能力がなければ厳しくなってしまいます。
しかし従来のP2Eより有利な点もあります。
それは、パートナーやスポンサーがつきやすいということです。
保護犬の寄付アプリで宣伝すると、企業的にも良いイメージを持たれやすいため、パートナーやスポンサーからの収益は高くなるのではないかと考えられます。
しかしそのためには閲覧するユーザー数が必要になるため、まずは人気を集めることになっていくのでしょうね。
他のP2Eと違って、このプロジェクトは終焉を迎えてはなりません。
次に続く寄付プロジェクトが出てくるように、盛り上げていかなければなりません。
でなければ、弱い立場の生き物が救われないため、Web3の通り分散化され、救出される命が増えていくといいですね。
開発されたら、応援の意味で私自身も投資というか寄付させていただきますが、是非とも長続きして発展していってほしい文化ですね。
Web3が優しい世界になりますように。
あだ開発段階だけどメディアで話題の#Metabows
— Miori (@mioriescom) July 23, 2022
犬の保護支援ができるWeb3アプリ🐕
NFT×メタバース×GameFi×P2E
寄付の流れ
①ユーザーが犬のNFTを購入
②運営が利益の何割かを寄付
③利益の差額を運営が投資し、その利益を寄付 https://t.co/AJH079uY0Q
個人的には永続的に普及してほしいジャンル🐕🐈
— Miori (@mioriescom) July 23, 2022
しかし、P2Eはただでさえ存続が難しいのに、
(スポンサーからは収益獲得しやすいが、)寄付がメインとなるとかなり利益を出さないと厳しいという現実もある
沢山の応援者さんがいて優しい世界であれば続くプロジェクト
優しい世界であってほしい🌎
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