今回は、「Golem(GLM)」について解説します。
Golem(GLM)とは・創設者・特徴・供給量・上場している仮想通貨取引所・投資における将来性、の順で説明していきます。
Golem(GLM)とは
Golem(GLM)とは、分散型計算機ネットワークの仮想通貨です。
これは、冗長な計算能力を必要としている人に、オンデマンドでそれを分配する新しい手段です。
2016年に、Golem Factory主導のGolemプロジェクトが発表されました。
ネットワークは、2018年にメインネットでローンチされました。
ユーザーが平等に参加して計算能力を売買するピアツーピア(詳細→【 ピアツーピア(P2P)とは 】分かりやすく解説)のネットワークを構築しています。
そして、複雑なタスクをネットワーク内の小さなサブタスクに分割します。
GOLEMの公式ホームページはこちらです。
創設者
Golem Factoryは、2016年に、次のメンバーと共にスイスで設立されました。
・Julian Zawwistowski氏
・Andrzej Regulski氏
・Piotr Janiuk氏
・Alksandra Skzypcza氏
Golem Networkのアイデアは、2014年のDevCon0で初めて発表されました。
この分散型プラットフォームは、世界中のコンピュータ集約型プロジェクトのための初のプロキシフリー・検閲耐性な環境を目指しています。
DevCon0でこのコンセプトを紹介した後、チームはGolemネットワークの開発に向けて精力的に活動しました。
そして2016年にパブリッククラウドファンディングイベントを開始しました。
2019年、集合的な研究に基づき、チームは一般化された分散型計算のためのより包括的なプラットフォームを構築するためには、完全に新しいアーキテクチャーが必要であることに気づきました。
その結果、ユーザーがGolem上で捜査活動を行う際に無限の可能性を提供できるよう、より優れた新しいアーキテクチャーと新しい構築方法が生まれました。
2020年に、Golem Networkチームは全く新しいプロトコル・アーキテクチャー・コードベースを構築することを課題としています。
特徴
分散型ネットワーク
Golemは、分散型計算機ネットワークです。
そのため、Golemには中央管理者がいません。
そのため、あるユーザーが他のユーザーよりも重要であるということはありません。
プラットフォームのGLEM以外の仮想通貨
プラットフォームにはもう1つ仮想通貨があります。
GNT(Golem Network Token)という仮想通貨は、ネットワーク上の計算の支払いに必要な仮想通貨です。
つまりマーケットプレイスを動かす通貨になります。
依頼者は、自分のタスクを完了させるために支払うGNTの量を入札で設定します。
提供者は、依頼者に代わってタスクを処理することにより、GNTを獲得します。
「設定」から、最低価格と最高価格のしきい値を定めることができます。
GLEMのツール
そのほかのGOLEMのツールには次のものがあります。
・Golem SDKには、依頼者と提供者のチュートリアルが含まれている
・実行環境
・Python・JavaScript・Rust API
・Aewsome Golem(コミュニティが編集したリストで、Golemのリソース・リンク・プロジェクト・ツール・アプリケーションを含む)
供給量
2016年にGNTトークンセールが開始されました。
トークンセールは29分で上限に達し、10億GNTトークンが作成・配布されました。
GNTの割り当ては次の通りです。
・82%:トークンセール参加
・12%:運営会社
・6%:Golem創業者
2020年、GNTトークンは新トークンGLMへ移行を開始しました。
GNTを保有する個人は、古いGNTトークンをバーンし、新しいGLMを1:1で受け取ることができました。
GNTをGLMに1:1で移行することはいつでもできます。
上場している仮想通貨取引所
GLMは、次の仮想通貨取引所に上場しています。
・Binance
・Bituhmb
・Coinbase
・Gate.io
投資における将来性・まとめ
ゴレムは、分散型計算機ネットワークです。
このジャンルは、競合が多い方ではありません。
しかし、需要が一般的には限られているため、恩恵を受けているジャンルの方々にしか分かりません。
エンジニアでもない個人の私からすると、この機能がどのように活躍できるかが理解できないため、自分の理解できあに範囲には投資しないという意味で、投資しません。
しかし、このジャンルに精通していて、Golemの優位性に気付けるからは投資としてもアリなのかもしれませんね。
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