【 金(ゴールド)はなぜ投資対象? 】安価で人工的に作り出せるようになったら価格下落リスクあり

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今回は、金(ゴールド)は人工的に作り出すことができるのかということについて解説します。

画像:https://gold.mmc.co.jp/market/gold-price/#gold_longspan

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金(ゴールド)に価値がある理由

上のチャートでもわかるように、金は、年々右肩上がりで価格が上昇しています。

(経済により下落している年もありますが、長期的にみて上昇しています。)

詳細→【 ゴールドの価格推移 】図で解説/金銀プラチナ


なぜ、ゴールドはこんなに長年価格が上昇し続けているのでしょうか?

それは、「供給量が限られている」からです。


金は、採掘したいだけ採掘できるものではありません。

年間で取れる量が決まっています。

その年にもよりますが、約3,000トンしか取れないことが分かっています。

そのため希少性が極めて高いです。


つまり、人々からの需要は大きかったとしても、供給量が限られているため価格上昇できるのです。

金の価格が下落するとしたら?リスク

長年価格が上昇してきた金ですが、価格が下落するとしたら、どのような時でしょう?


価格が下落するとしたら、「金を人工的に作れた時(つまり供給量が増加した時)」「金の投資家価値がなくなった時(金の有用性がなくなったり等)」です。


リスクが高いのは、金を人工的に作れるようになった時です。

実際起こったことなのですが、これまで人工的に作れなかったダイヤモンドが、近年人工的に作れるようになりました。


そのためまだ価格に大きな影響は出ておりませんが、長期的にみて下落する恐れがあります。


ちなみに人工ダイヤモンドは、素材も精度もこれまでのダイヤモンドと全く一緒だそうです。

物質も全て一緒のため、これまでのダイヤモンドとの違いは、「人工的に造るか」「掘り出すか」の見えない過程しか違わないとのことでした。


このように、市場は供給量を絞ることにより価格上昇が見込めるし、供給量が増加するのであれば価格は下落してしまう可能性が高いのです。

金(ゴールド)は人工的に作り出すことができる?

では、問題の「金(ゴールド)は人工的に作り出すことができるのか」という点です。


ゴールドは、化学的には現在の技術では作れるそうです。

しかし、作れるが非常にコストがかかるため赤字になるとのことでした。

そのため金を人工的に作り出す人がいないのです。


儲かるのであれば既にビジネスとして普及させていることでしょうけど、機械などのコストが莫大だし大赤字だし、となると積極的に参入する人がいないという構造になっています。


しかしもし、今後機械やAIなどが更に発達し、ダイヤモンドのようにゴールドも作り出すことができるようになったら、ゴールドの価格は暴落する恐れがあります。


市場価格を上げるには、何事も需要と供給が大切ですね。


関連記事→経済心理学を投資に応用【 標本サイズの無視とは 】分かりやすく解説

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