【 仮想通貨が送金できなかった時の対処法 】ネットワークミス等、実際の例をまとめ

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今回は、仮想通貨が無事に送金できなかった(届かなかった)時の対処法について解説します。

仮想通貨が正常に送れていない時の多くの原因が「ネットワーク」のミスです。

例えば、ERC20のネットワークで送金しなければいけなかったところ、BSCのネットワークで送金してしまった、等です。


今回は直接ご質問があったため、まとめました。


ちなみに、ネットワークを間違えてしまった時に、送り先がメタマスクなどのカスタムトークンを追加できるウォレットだと、誤送信先の仮想通貨を取り戻せる可能性があります。(筆者は実際に取り戻せました。)

その記事はこちらにまとめました。

【 バイナンスからメタマスク送金に失敗した時の解決策 】無事に送金した資金を取り戻す方法


今回は、メタマスクではなく、日本の仮想通貨取引所に送った際に届かなかった時の例です。

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仮想通貨が送金されていない時の状況

実際に直接ご質問があった例は、「バイナンス(BINANCE)からZaif(日本の仮想通貨取引所)に送った時に、ネットワークをERC20でなくBSCで送ってしまったら、イーサリアムが届いていなかった」という件でした。

原因

その時は、ERC20のネットワークよりもBSCのネットワークの方が手数料が安いという理由で、ネットワークをミスしてしまったようです。

筆者も、手数料が安いからという理由で、違うネットワークにて送金してしまったことがあるため、気持ちはとても分かります。

しかし、一時的な手数料が安いからといって安いネットワークで送金してしまうと、全額失うリスクがあるため、皆様も必ずネットワークは高くても間違えないようにしましょう。

Zaifにて送った仮想通貨が届いていない

バイナンスでは、履歴上出金成功(Success)になっているのに、Zaifには仮想通貨が届いていないという状況になります。

バイナンスにお問い合わせをすると

バイナンスにチャットにてお問い合わせをすると、日本語対応のスタッフが丁寧に答えてくれます。

この旨を伝えると、「送金済みになってしまうと送金を取り消しもできないため、送り先のウォレットにて対応していただくしかない」という反応が返ってきます。


つまり、一度送金してしまうと、ブロックチェーンの性質上、送金は取り消すことができません

そのため、送った先のウォレットでなく、送り先のウォレットにお問い合わせをするしかありません。


チマみに

これは私自身のお話なのですが、私はBSCのネットワークでイーサリアムを送ってしまった場合、「相手先のウォレットがBSCチェーンを開通するしかない」という返答でした。

私の場合はメタマスクの場合であればカスタムで様々な種類のネットワークのトークンを作成できるため取り戻すことができました

しかし、ご質問者さんの場合は送り先がZaigで、Zaif(日本の仮想通貨取引所)はカスタム対応しておらず、そのチェーン作成を待つしかないとのことでした。

Zaif(送り先の仮想通貨取引所)にお問い合わせをすると

先程のバイナンスでのお問い合わせを踏まえ、この旨を伝えてみると、「BSC(Binance Smart Chain)はBinance独自のプライベートチェーンによる送金となるため、当社で入金の反映を実施することはできません」との返答でした。


(この返答に対しバイナンスでは、Zaifに届いているためZaifにて返金手続きが可能になると答えています。)


つまり、Zaifに仮想通貨が届いているため、Zaifが「BSCネットワークを作成する」もしくは「返金手続きをさせる」という方法しか取り戻せる道はなさそうということです。

対処法

いつかZaifがBSCチェーンを繋いでくれると、仮想通貨は取り戻せるということになります。


そこで、証拠を取る必要があります。

証拠確保

・バイナンスの履歴・トランザクションIDをスクショしておく

・BSCスキャンにて検索(トランザクションIDなど)し、送り先に仮想通貨が届いていることをスクショしておく

 BSCスキャンはこちらです。

BNB Smart Chain (BNB) Blockchain Explorer
BscScan allows you to explore and search the Binance blockchain for transactions, addresses, tokens, prices and other activities taking place on Binance (BNB)

ちなみに、BSCチェーンにて送った場合はBSCスキャンだし、ERC20のネットワークで送金した場合はイーサリアムスキャンで検索(トランザクションIDなど)します。


この証拠を確保した状態で、次に移ります。

送り先の仮想通貨取引所に電話

ネットワークが違えど、仮想通貨取引所に届いているわけですから、実際に電話で問い合わせます。

その際、「返金手続き」もしくは「誤送信でのチェーンを繋げる」ということを依頼します。

まとめ

仮想通貨誤送信により取り戻せなくなってしまう例は、非常に多く聞きます。

しかし良く考えると、ネットワークなどが違う場合は(アドレスを間違えた場合は不明ですが)その仮想通貨取引所に届いているため、送り先の取引所に依頼するしかありません。


現在は仮想通貨の進化が早く、法律の方が追いついていないですが、未来では仮想通貨の法律も今よりもっとしっかりとした安全なものになっていくでしょう。

現在どうやってもとりも取り戻せなかった場合(取引所が応じてくれなかった場合)は、法律が変わった時に引き出せるよう、証拠を必ず確保しておきましょう。


関連記事→Zaifをオススメしない理由【 出金しづらい 】出金方法まとめ

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