今回は、私の趣味で始めた「バイオリン」に関する初期の感想をまとめました。
音楽に関する経歴(初の弦楽器)
・ピアノを小学生〜中学生まで習っていた
・ピアノの演奏会や音楽会の時の伴奏をする程度
・大人になってからは演奏していないし弾いてもいない
他の楽器は、学生の時の音楽会の時に鉄筋をやっていたくらい 笑 かわいい
クラッシックを聞くのが好きだったので、演奏する側もやってみたいと趣味として始めました。
弦楽器は初めてだったので、打楽器と違ってかなり驚きました。
バイオリンを初めて弾いてみた感想(ピアノと比較しながら)
インスタにまとめたのを、そのままブログでも引用します。↓
音を出すこと自体の難易度が高い
今までピアノしか習ったことがない私🎹
ピアノは打楽器だから、「音を出すこと自体」は簡単なのね
『複数の音でどう表現するか』がポイントになるんだけど、
バイオリンの場合は「音を出すこと自体」が難しくて。
チューニングからの、上下で異なる弓の摩擦のに始まり、同じ音出すという1つの事でも難易度が全然違うことに驚いた。
バイオリンの方が、1音を綺麗に出す難易度がはるかに高い。
バイオリンは複数音でなく単体で表現するから、音の出し方で「深み」のある表現ができそう✨️
表現の深みを追求するタイプの人は、バイオリンの方が好きそう✨️
私はきっと、バイオリンの方が好きになる(まだ綺麗な音を出せる段階でもないのに予感。でもきっと当たる)
そして
音を出す時に力加減を調節しないとギーって痛そうに鳴るので、
バイオリンは上手い下手が音色ですぐ分かりそう。
ピアノだったら、どんな力加減でも押せば(音が出る工程は確立されているので)とりあえず綺麗な音は鳴る。
でも、バイオリンだったらその力加減まで丁寧に配慮していないと、本当に痛そうな音が鳴って聞くに耐えないものになる。笑
バイオリンはとーてーもー繊細
1音1音反映されるから、繊細な分 深いとも言える。
チューニングの知識を入れなければならない
ピアノは、調律師さんがピアノを定期的に調律してくれているので、基本的に押せば綺麗な音が出ます。
しかしバイオリンは、自分で調律しなければならないため、チューナーを使って調律する必要があるのです。(最初はできないため講師に教わりました)
バイオリンは、駒・上の部分・下の部分と3か所で調律できます。
まずはここの技術を確立させないと、どれだけ綺麗に弾けても音が外れます。
そしてチューナーのAやFなどの記号の意味の知識を入れなければなりません。
現代は、チューナーを買わずにアプリでできるようなのでアプリを入れてみたのですが、そのアプリの記号が示す意味を理解しなければなりません。
その記号の意味を知っていないと、その音で合っているのかが分からないのですから。
これまた難しいのが、ヘルツです。(バイオリンは400Hzの模様)
私自身もまだ全てを理解できていないのですが、音はヘルツによっても変わります。
(救急車のピーポーの音のように)
ヘルツも合っていなければ正確な音にはならないので、音は化学や物理学の世界だなあと思いました。(張っていると音は高くなる等)
何が言いたいかというと、ピアノでいう調律師さんの知識をバイオリンでは得なければならないということです。
ドレミファソラシドが分かりづらい・出すのが難しい
バイオリンの4本の線は、左からソレラミの音を出しています。
ソレラミ???ということは、その間の音を左の指で調節して出さなければならないということです。
ピアノに慣れきってしまっている私からすると、ここも弾く難易度が高いと思った部分です。
ピアノは、ドレミファソラシドが鍵盤を見ると一目瞭然で分かります。
バイオリンは、ソレラミ以外、左手の指でどこを押すかによって音が変わります。
だから、ドレミファソラシドをまず弾けるまでに時間がかかるのです。
ソレラミの間の音を出すのが難しいのですから。
あと、楽譜がBのようになっていてト音記号でもヘ音記号でもない楽譜です。
しかしピアノのト音記号と同じ意味だそうなので、ト音記号が読める人であれば楽譜も読みやすいかと思います。
また、更なる壁が「半音」です。
シャープ・フラットは、またその更に曖昧な部分を左手の指で抑えるわけですから、
まずドレミファソラシドを正常に出すのに一苦労なのに、その間となると「ふぅ」となりました。
私はエルガーの愛のあいさつをバイオリンで弾きたかったのですが、愛の挨拶のバイオリン楽譜を見たらシャープのフラットばかりだったのでこれは長き道のりになると覚悟しました。笑
愛の挨拶を上手に弾けるようになるまでの過程
①チューニングができるようになる
②ドレミファソラシドの左手指の位置を覚える
③綺麗な音を出せるようになる(力加減によりギーギー鳴ってしまうので、綺麗な音を出せる力加減を覚える)
④フラットもシャープもないノーバルな曲を弾けるようになる
⑤フラットとシャープを出せる左手指の位置を覚える
⑥ここから始めて愛の挨拶を弾く練習スタート(弾けるようになる、でなく練習がスタートする)
ピアノの場合は、①〜⑤までの過程がなく初心者から綺麗な音を出せる(物理的に)のですが、バイオリンは綺麗な音を出すまでの過程が長いと理解しました。
維持費
バイオリンは、楽器自体を購入してしまえば、維持費はそんなに高くないと分かりました。(いや、まだ理解しきっていないだけかもしれない。理解しきったらまた記事を更新します。)
ピアノとの比較
ピアノの場合、維持費が高いです。
まず、どのレベルのピアノを購入するかによって初期費用が変わります。(アップライトなのかグランドピアノなのか)
グランドピアノを購入するとなったら、高額です。
そしてその後も定期的に調律師さんに来てもらって、音を確認してもらわなければなりません。(バイオリンの場合はここは自分でできるため費用はかかりません)
そして何より大きさです。
アップライトピアノだったとしても、大きいので引っ越し費用がかなりかかります。
しかも楽器で繊細のため、「絶対に落としてはならない傷もつけてはならない平行を保たなければならない」という大掛かりなお荷物になります。(その点バイオリンは、持ち運べるので運送費用もかかりません。)
バイオリンの細々とした維持費
4本の弦の張り替え(弦は平均で3000円程度のよう)・弓の張り替えが必要になります。
弓は、力加減で粉が出るほど繊細なので頻繁に張り替えが必要そうです。
弓の、弦との摩擦部分を触ってみると、ふわふわしていてかなり繊細だと分かります。
ちなみに調べたところ、弓の耐久時間はおおよそ200時間だそうです。
1日1時間弾いていたら、半年弱で買い替えとなりそうですね。
それらの細々とした維持費は永久的にかかりそうですが、
ピアノの運送費のように莫大にかかる維持費がないため意外と少ないと感じました。(バイオリンは高額なイメージなので、維持費もっとかかるのではと思っていた。)
資本主義が大きく影響している音楽の世界
ピアノとの違いは、始める段階での難易度の違いが大きいです。
ピアノは習わなくても自分で始めることができますが(音自体は出るので)、バイオリンは最初習わないと音自体が出せないのです。
しかもチューニングから始まるのです。
習っていない子が自力で始めるには難しすぎます。
そう考えると、バイオリンほど資本主義が反映されているなあと思いました。
小学生の頃のお友達は、ピアノを習う経済力が家になくて自力で弾いていました。
電子ピアノので光る音を押して弾いていました。
しかし、バイオリンはそういうわけにはいきません。
チューニングも小学生からすると難しすぎるし、弓の力加減の原理なども教えても合わないと綺麗な音が出せないからです。
小学生からバイオリンを習えるかどうかは、本当に家系の方針と財力に委ねられていると思いました。
音楽の世界に入り込むと、土台が資本主義だなあと痛感するのです。
それに関しては別記事で記載します。
まとめ
最近は趣味のお話ししかブログに記載していませんが、奥が深いのでこれからも更新し続けるかもしれません。
楽しんで演奏していきます。
楽しみ〜〜嬉
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