仮想通貨【 Elrondとは 】創設者・特徴・投資における将来性についても解説

今回は、仮想通貨「Elrond」について解説します。

Elrondとは・創設者・特徴・投資における将来性の順で説明します。

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Elrondとは

Elrond(エルロンド)とは、Elrondのプロジェクト上で使用されている仮想通貨です。

トークンは「EGLD」です。

Elgorandha2019年にローンチされ、メインネットが202年に公開されました。

Elrondはブロックチェーンプロトコルで、シャーディングを使用することで極めて高速な取引速度を提供することを目指しています。

このプロジェクトは、フィンテック・分散型金融・モノのインターネットなどを含む新しいインターネットのためのテクノロジーエコシステムです。

このスマートコントラクト実行プラットフォームでは、1秒間に15,000件の取引・6秒のレイテンシー・0.001ドルの取引コストが可能です。

このブロックチェーンには、EGLDのネイティブトークンがあり、ネットワーク手数料の支払い・ステーキング・バリデータの報酬に使用されます。


Elrondの公式ホームページはこちらです。

The Internet Scale Blockchain
A highly scalable, fast and secure blockchain platform for distributed apps, enterprise use cases and the new internet economy.

Elgorandの創設者

Elgorandは、2017年にBeniamin Mincu氏Lucian Mincu氏兄弟がLucian Todea氏と共に、ブロックチェーンの拡張性の問題を解決するために共同設立されました。

Elrondの前、Beniamin Mincu氏とLucian Mincu氏が共同でデジタル資産投資ファンドであるMetaChain Capital社を設立しました。

Beniamin Mincu氏がCEO、Lucian Mincu氏がCTOを務めました。

また、2人は新規仮想通貨公開に関する情報を集約しているICO Market Data社も共同設立しています。


Beniamin Mincu氏は、2014年から2015年にかけて、ブロックチェーンプラットフォームNEMのプロダクト・マーケティング・コミュニティの責任者を務めた他、Zilliqa(ZIL)・Tezos(XTZ)・Brave・Binanceなどのプロジェクトの初期投資家でもありました。

Lucian Mincu氏は、情報技術エンジニアおよびセキュリティ専門家として、Uhrenwerk24・Cetto・Liebl Systemsでの勤務経験もあります。

Toeda氏は、技術系のシリアルアントレプレナーで、これまでにソフトウェアのレビュー・ダウンロードサイトであるSoft32を設立してCEOを務めました。

また、モバイル決済アプリケーションであるmobilPay TypingDNA社や会計プラットフォームのSmartBill社に投資しています。


このように、投資経験やCEO経験も豊富です。

Elrondの特徴

アダプティブステートシャーディング

Elrondは、新しいインターネット経済・分散型アプリケーション・法人向け利用を想定したブロックチェーンプラットフォームです。

最大のセールスポイントは高い拡張性と取引のシャーディングが全て実装された最初のブロックチェーンネットワークということです。

ブロックチェーンシャーディングへの最適なアプローチでは、状態・トランザクション・ネットワークの3つのシャーディングタイプ全ての利点を考慮する必要があります。

Elrondでは「AdaptiveStateSharding」という、スループットを向上させるElrondのアプローチは、3つのシャーディングタイプ全てを組み合わせて、シャードの通信を改善し、並列処理を通じてパフォーマンスを劇的に向上させるソリューションです。


エコノミクス・ペーパーによると、エコシステムを構築し、EGLDを価値のある資産として確立することを目指しています。

そのため、ネットワークは2,169台のバリデータ・ノードを4つのシャードに分けて運用しています。

3つの実行者ーどはそれぞれ1秒間に5,400件の取引が可能で、もう1つは調整シャード(Metachain)として機能します。

Elrondのアダプティブ・ステート・シャーディング・アーキテクチャは、ステート・取引・ネットワークを完全にシャーディングします。

スループット要求が満たされない場合には、追加のシャード追加することで拡張性の増大を図ります。

SPoSの実装

Elrondは、「Secure Proof of Stake」(SpoS)というコンセンサスへの新しいアプローチを実装しています。

SpoSは、ステークと評価による的確性とランダムなバリデーターの選択およびコンセンサスグループの最適な次元を組み合わせています。

PoW(詳細→仮想通貨における【 PoW・PoSの違い 】どちらが良い?)の計算の無駄を排除した方法の中のPoSを特化させたバージョンです。

BFTのようなコンセンサスプロトコルは、コンセンサスグループのランダムサンプリングおよびノードをシャードにランダムに再シャッフルすることにより、高いセキュリティレベルを維持します。

コンセンサスは、前のランダムソースに著名することによってブロック提案者によって生成されたバイアスのないランダムソースを使用します。

Elrond VM

Elrond Virtual Machineは、WASM上に構築された専用のスマートコントラクト実行エンジンです。

スマートコントラクト開発者が利用できる言語ファミリーを拡張して、Rust・C / C ++、C#、Typescriptを含めます。

これは、使い慣れた言語でスマートコントラクトを記述し、WASMでコンパイルして、WATの人間が読める形式を簡単にデバッグできることを意味しています。

投資における将来性・まとめ

これまで多くのPoSから開発された様々なコンセンサスアルゴリズムを見てきましたが(詳細→仮想通貨における【 PPoS(Pure Proof of Stake)とは 】PoW・PoS・DPoS・BPoSとの違いまで解説)、ElrondはSPoSでしたね。

セキュリティに特化したPoSですね。


Elrond高い拡張性・高いセキュリティ・高速な処理速度、とハイスペックな機能を持ち合わせています。

しかし仮想通貨業界では、このようなハイスペック機能が続々と開発されているため、長期的に見て優位性があるかどうかはまた難しい問題でもあります。

Erlondではなければならない理由があると更に強いですね。

仮想通貨・Defi・NFT
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