今回は、うちの猫さん(ムーンくん)がジアルジアに感染していたことが発覚したため猫さんブログにまとめました。
同じ感染症に罹患してしまっている猫さんたちのお役に立てば良いなあと思います。
ジアルジアの症状(うちの猫さんの場合)
ジアルジアの原因・症状に関しての概要はこちらのサイトに記載されています。
もっと他に症状が詳細に記載されている記事も調べると出てきます。
ちなみにうちの子の症状は下記でした。
・軟便
・下痢
・血便
・粘液便
・嘔吐
・1日だけ食欲不振(普段は食欲旺盛。毎日食べたくて食べたくて)
ちなみに栄養不足により体重減少がみられることがあるようなのですが、うちの子の場合は体重が2ヶ月で0.4kgも増加していました。(笑)
とっても食いしん坊な猫さんなんです。
で、ずっと軟便(たまに普通便)と下痢を繰り返しており、血便と粘液便も頻繁にみられていました。
なんか腸に重大な病気があるのかな・・・と心配していたら、寄生虫かーーーーいと驚きました。
検査結果
ジルジア抗原検査があるようで、検査してもらうと見事陽性でした。
むんちゃん、あなたは病原体を飼っていたのね・・・
この他にも顕微鏡で観察する方法もあるようなのですが、この子はキャリーケースに入れるとパニックになり下痢してしまうため、実質便を持参して行ったような形になりました。
詳細→【 キャリーケースでパニックを起こしてしまう猫さん 】対処法
便がなければこの日は病名が発覚しなかったと思うのですが、たまたまキャリーで下痢をしてしまう子だったためこの日に発覚できたのです。
そのため、ジルジアに近い症状がいくつか当てはまる方は、便を動物病院に持って行くとその日に診断してもらえます。
※顕微鏡を使用する場合は新鮮な30分以内の便でないと検査結果が不明だそうです。キットの場合はもっと期間が空いても大丈夫なのかもしれませんが、中々出来立て30分の便は入手できないですよね。
うちの子はたまたまラッキーでした。
ラッキーというか下痢は可哀想なのだけども棚からぼたもちでした。
原因
ジルジアとは、このいただいた冊子に記載してあるとおり、感染によって罹患します。
実は、子犬の33%、子猫の10%が罹患しているそうです。
しかし、うちの子は推定4歳です。
成猫は罹患していても発症しないことの方が多いとのことですが、うちの子は成猫なのに発症しておりました。
原因はおそらく、保護されている時のシェルターにて罹患したのだと考えられます。
保護猫ボランティアさんから、元々シェルターにいた時から下痢気味の子と言われていたし、他にも下痢気味の子が何匹かいるとも伺っていました。
そのためシェルターで大流行していたのでは・・・と、思いました。
ジアルジアに罹患していても発症する子と発症しない子がいるそうですね。
うちの子は免疫が弱めなのかしら
たくさん食べてすくすく育ってね🥺🌱
実際にかかった診療費(料金)
この日はトータル12,650円でした。
保険負担が3,300円で、自己負担が9,350円でした。
このね、駆虫剤(内服薬)のバナタールが1袋1,000円なんですって😳😳高
毎日内服したら結構な額いきますね。
ちなみにこのお薬です。
最も効果のある確率が高いお薬だそうで、海外から取り寄せているから高額とのことでした。
しかもこれ保健適応ではないんですよ。
困りましたね。
しかし猫さんのことを考えるとついつい最も高い治療薬を選択してしまうものです。
お薬の選択肢が3つあったため、経過によっては他の薬を検討します。
後は整腸剤も処方されました。
この他に抗生剤も処方されたのですが、こちらは猫風邪のヘルペスウイルスではないかとのことで処方されました。(鼻水が酷かったため)
治療法
内服は続けます。
他には、人にも感染してしまうため(人から猫に感染する場合もある)手洗いを強化します。
後は便がついてしまうと菌が数ヶ月生き残ってしまうため、便がついたぬいぐるみなどを熱湯につけます。
熱湯につけないとこの菌はお亡くなりにならない、大変厄介な寄生虫だそうです。
どこの世界にもいる寄生虫とのことですが、免疫の弱い子がかかってしまうため、鼻水を治したり適温で栄養を摂取させることにします。
まとめ
血便や粘液便が出ていたため、最悪癌を覚悟していたのですが、まだ寄生虫でよかったああああああと少し安堵です。
その前の記事→【 出会って3ヶ月経過/Moonくんの日記 】病状・現状・可愛い猫さんの日常
この寄生虫が厄介と聞いたため、ううううううとなりますが、内服薬を続けて健康維持させます。
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