今回は、仮想通貨Nervos Network(CKB)とは
Nervos Network(CKB)とは・創設者・特徴・供給量・投資における将来性、の順で説明していきます。
Nervos Network(CKB)とは
Nervos Network(CKB)とは、ユニバーサルアプリケーション向けのブロックチェーンプラットフォームです。
つまり、オープンソースのパブリックブロックチェーンエコシステムです。
具体的には、ユニバーサルインターネットのようなパブリックネットワークの基盤を作成するプロトコルのコレクションです。
Nervosは、パブリック許可不要のブロックチェーンであり、レイヤー1です。
※レイヤー1とは→仮想通貨における【 レイヤー2とは 】レイヤー1とレイヤー2の違い・メリット・デメリットも含めて解説
Nervos Networkの公式ホームページはこちらです。
創設者
元々はCRYPTAPEという会社のプロジェクトの1つでした。
この会社は、中国を拠点としている企業です。
CRYPTAPEの創業者兼CEOは、Chief Architect&CoーFounderであるJan Xie氏です。
彼が、Nervos Networkでの創設者でもあります。
この他に、ImtokenのCTOであるDaniel Lv氏が共同創設者として名を連ねています。
特徴
ユニバーサルアプリケーション
初期のインターネットアプリケーションは、分離されたネットワーク上にあります。
様々な方法でアクセスしてやり取りする必要がありました。
しかし分散型の世界では、相互運用性の低い様々なエコシステムへの分離が再びみられることとなります。
Nervos Networkは、開発者がUniversal Appsを構築できるようにする一連の総合ソリューションを提供することで、この問題を解決します。
そのため、インターフェースを選択し、暗号を選択してそれを使い続けても、スペース全体にアクセスできます。
複数のウォレット・取引所・シードフレーズのフラストレーションは、Nervosではありません。
どのウォレットやソリューションからもDAppsを操作可能
Nevors Networkでは、あらゆるウォレットやソリューションからもDAppsを操作できます。
※DAppsとは→仮想通貨における【 ダップス(DApps)とは 】分かりやすく解説
ユニバーサルアプリのパワーを感じながら、選択したソリューションから全てのアプリを操作できます。
Nervosは、DAppsエコシステムを、ユーザーとユーザーのウォレットにもたらします。
どこからでもDApps導入可能
柔軟性のあるコーディングなど、どこからでもDAppsを導入可能となります。
Nervos上で構築し、あらゆる仮想マシン(VM)をターゲットにすることができます。
ユーザーのDAppsを簡単に移植し、ブロックチェーンエコシステム全体に即座にアクセスできます。
レイヤー2ソリューション
Nervos Networkはレイヤー2スケーリングソリューションで、スケーラビリティを実感できます。
※スケーラビリティとは→仮想通貨における【 スケーラビリティ問題とは 】分かりやすく解説
これらのソリューションのビルトインパワーで、ユーザーのプロジェクトがスケールするのをご覧ください。
供給量
CKBの最大供給量は設定されていません。
初回の供給量は、336億CKBでした。
そして、そのうち84億CKBを即座にバーンさせました。
二次供給は、初回とは別に、毎年13億4,000万CKBを一律で供給します。
そして、マイナー・DAO報酬・基金へ配布されます。
報酬半減期は、4年に1度となっています。
CKBは、2018年と2019年に2回資金調達が行われました。
1回目は、プライベートセールで、資金調達額は28,00万ドルでした。
2回目は、パブリックセールで、資金調達額は7,200万ドルで、1CKBあたり0.01ドルで売却しました。
投資における将来性・まとめ
ネルヴォスネットワークは、ユニバーサルアプリケーションプラットフォームです。
あらゆるウォレットやソリューションからDAppsを操作や導入できるという特徴があります。
DAppsの競合は多く存在しますが、あらゆるウォレットやソリューションから操作や導入できるという特徴は稀です。
個人的には、エンジニアではなくDAppsを操作したり導入したりしないため、実用性を実感できていませんが、
これらに携わっている方々は有用性を、実際にやってみて理解できるのではないでしょうか。
私は自分が実際にやってみていないジャンルには投資はしないですが、実感できた方は投資対象になり得るかもしれませんね。
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