現在、コロナショックにより2,500円まで下がったプラチナ価格が、コロナショック前の4,000円/g台まで復活しました。
今回はプラチナの価格推移について説明していきます。
1.プラチナ価格のグラフ
2.プラチナ価格の復活の要因
3.プラチナ価格の今後
プラチナ価格のグラフ
プラチナの価格をグラフに示した図を、20年、10年、5年、1年、3カ月の順にご覧下さい。
プラチナ価格の復活の要因
1のグラフから、プラチナの価格は、2007年の高騰後、リーマンショックにより大幅に暴落し、徐々に下がってきてきていると分かります。
また、コロナショックが起こった2020年2~3月に最低価格2,524円まで暴落していることが分かります。
また、その後~2021年1月(現在)にかけて価格が上昇し、コロナショック前の4,000円台まで価格が復活しています。
今回のプラチナ価格復活に影響していると考えられる要因を説明していきます。
プラチナ価格は、Vol.1 金銀プラチナとは?で説明した通り、自動車の売れ行きや世界の経済情勢に強く影響を受けるため、コロナショックによる全世界の経済情勢のダメージに加え、外出自粛要請による自動車の需要の低下もあり、1カ月間という短期間に4,000円台から2,000円台までほぼ半値まで暴落したと考えられます。
その今回の暴落後、ほぼ1年でコロナショック前まで前値戻しとなった理由は、
・コロナショックにより法定通貨への信頼性が低下した分、金銀プラチナの価値が高まったから(実際ゴールドも高騰している)
・コロナショックにより投資人口が急増し、それに伴い金銀プラチナ投資人口も急増したから(実際に株式投資人口も急増した)
が考えられます。
プラチナ価格の今後
プラチナは2で述べたように、法定通貨の信頼性が下がってきている間は価格が上昇すると考えられます。
しかしプラチナは経済情勢に大きく影響を受けるため注意が必要です。
しかし Vol.3 ゴールド で説明したようにゴールドへの信頼の方が高いため、投資対象としては、プラチナよりはゴールドの購入の方が安全ではないかと捉えられています。
筆者は、2018年の3,000円台の時に購入していたプラチナを全g利益確定する予定です。
それも、4,000円台から超えていくのか、下落していくのかを見極め、
4,000円台を超えていくチャートであればそのまま保有
4,000円台から上がらなそうなチャートとファンダメンタルズだった場合その時点で全売却
を予定しています。
皆様も、自分なりの投資プランを是非立ててみてくださいね(^^)
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