星の王子さまは、とても純粋で素敵な子どものような王子さまです。彼の純粋過ぎる発言が、大人たちの心にグサグサ突き刺さります。
読んでいて心がとてもピュアになるため私は定期的に星の王子さまを読んでいます。
音声ではこちらからお聞きください。
星の王子さまとは
フランスの飛行士兼小説家であるアントワーヌドサンテグジュペリの小説です。
1943年にアメリカで出版されてから世界的大ヒットとなった本です。
星の王子さまのストーリーは、おおまかに説明すると、
星の王子さまが、王様の星、うぬぼれの星、酒飲みの星、ビジネスマンの星、点灯夫の星、地理学者の星、地球の7つの星を探検して、純粋に思ったことや疑問や感想を本にしたものです。
星の王子さまの心に残る文章5種類
~日本語バージョン~
~英語バージョン~
I know a planet whre there is a crimson sir. He has never smelled a flower. He has never seen a star. He has never loved anyone. He has never done anything other than additions. And all day long he repeats like you:”Im a serious man!” And it makes him swell with pride. Nut it is not a man,its a mushroom!
僕の知っているある惑星に、真っ赤な顔をした人がいる。その人は花の匂いを嗅いだことがない。星を見たことがない。誰かを愛したこともない。計算意外のことは何一つしたことがないんだ。一日に何度も何度もその人はきみみたいに言うんだー「私はとても重要な人物だ!」って。見栄ですっかりふくらんじゃってる。人間じゃないんだよ、そんなの。キノコなんだ!
星の王子さまは、見栄ですっかりふくらんでしまっている人をマッシュルームと呼んでいます。
これにはクスリと笑ってしまいました。
そうですね。見栄でふくらんでしまうとキノコになってしまうのでしょうね。
おそらく、見栄でふくらんでいる大人は子どもからしたらキノコに見えているのでしょうね。
見栄が膨らみすぎると、綺麗な感性が失われてしまうのかもしれませんね。
見栄でふくらむよりも、お花の香を楽しんだり、星を見て楽しんだり、そのような感性の方が大切だよと、伝えたいのでしょうね。
If someone likes flower that is the only existing between millions and millions of stars, it is enough if he is happy when he looks at them. He said to himself. “My flower is there somewhere…” But if the sheep eats the flower, it is for him as if, suddenly, all the stars went out!
もし誰かが、何百万もの星の中のたった1つの星に咲く花を愛していたら、その人は星空を見るだけで幸せになれる。自分に向かってこう言えるー「ぼくの花がどこかにある・・・」もしヒツジが花を食べてしまったら、それはその人にとってぜんぶの星の光がいきなり消えてしまうことなんだ!
これは素敵な文章ですね。
この時点では王子さまはその薔薇のことが大切で愛しているということを自覚していないのですが、このように思えることは素敵ですね。
愛とは、その人がどこかにいるという存在だけで幸せになれるよ、そしてその人がいなくなってしまうと全ての光が消えてしまうことだよ、と伝えたいのでしょうね。
”And what is the purpose of owning the stars?”
”My porpose is to be rich.”
”And what is the purpose of being rich?”
”To buy other stars if someone finds.”
That ones, the little prince said to himself,he thinks a little like my drunk man.
星の王子さま「何のために星を所有するの?」
ビジネスマン「金持ちになれる」
星の王子さま「なんおために金持ちになるの?」
ビジネスマン「もっと星を買える、新しいのが見つかった時に」
この人の理屈はあの酔っ払いにちょっと似ているな、と王子さまは思った。
これはひとつ前の星の酒飲み人が、酒飲みという恥ずかしいことを忘れるために酒を飲んでいるという人同じだ、と思ったということです。
つまりビジネスマンの場合は、ビジネスマンという恥ずしいことを忘れるためにお金持ちになっているということです。
王子さまの目からみたら両者は同じなのですね。
中毒兼依存症になってしまっているということを伝えたいのでしょうか。
これは、筆者も日々、投資ビジネス投資・・・とそのことで頭がいっぱいになっていることがよくあるため、グサっと心に刺さりました。
資金を集めすぎるのはそれは中毒で、アル中と一緒だよ、と教えてくれました。
目的は違っても、伝えたいことはすごく分かった気がしました。
目的のない資本には意味が無い。
そのため、このまま目的を明確にしていよう、と思えた文章でした。
It is very simple:we see well only with the heart.
The essenntial is invisible to the eyes.
It is the time you have spent for your rose that makes your rose so important.
Men have forgotten this truth.
But you must not forget it.
You become responsible forever for what you have tamed.
簡単なことなんだーものは心で見る。肝心なことは目では見えない。
君が薔薇のために費やした時間の分だけ、薔薇はきみにとって大事なんだ。
人間たちはこういう真理を忘れてる。
でもきみはわすれちゃいけない。飼いならしたものには、いつだって、責任がある。
これは物語に出てくるキツネが王子さまに対して語っている言葉です。
私はこのキツネと沢山の薔薇と1つの薔薇の章が最も好きです。
そしてここが最も有名な章ですね。
キツネが王子さまに大事なことを教えてくれる章です。
“Men”, said the little prince, “they shovel in the rapids, but they don’t know what they are looking for. Then they become agitated and go round…”
And he added:”It is not worth it…”
「人間はね」王子さまは言った「急行列車で走り回っているけれど、何を探しているか自分でもわかっていない。ただ忙しそうにぐるぐる回るばかりなのさ・・・」それから付け加えたー「無駄な苦労だよ・・・」
こういうかた、多いのではないかな。
日々頑張っているけど何のために頑張っているか分からない。
その頑張りの先に何を求めているのか分からない。というかた。
過去の私もそうでした。
今は、具体的に目的や目標があります。
そのために続けているため、この文章のように彷徨わないように、決して何となくで生きずに、未来に夢を持って自分らしく楽しんで生きていきたいものですね。
以上が、星の王子さまの心に残る名言というか文章5種類でした。
これは筆者が実際に本を読んでピックアップしたものになります。
しかし、ピックアップする部分は人それぞれ違うのだろうなあと思いました。
素敵な文章が沢山あるため、どこに感銘を受けるかは人それぞれな気がするからです。
あなたも是非読んでみてくださいね。
筆者はこれからも純粋な綺麗な心を忘れないために定期的に読み続けます。
人生でずっと読んでいきたいと思える本って、なかなかないですよね。
人生で、定期的に読むと心が安らいで綺麗な純粋な心を取り戻せるのではないかと思います。
星の王子さまの本
星の王子さまの日本語バージョンの本は多くの種類あるのですが、私はkindleで本を読んでいます。(iPadでどこでも持ち運べるし家でも荷物にならないし、分からない漢字をタップで検索できて便利だから。)
それぞれの本の値段が異なるのは、表紙の厚さやインク料等が関係しています。
しかしkindle(Amazon)だと電子書籍のためどれも変わらないから、翻訳がしっかりされていて安値のこちらを購入しました。↓
ちちなみに私は英語バージョンも購入しており、もし子どもが出来た際は原作の英語の方を読ませようと思っています。(日本語は、世界中で1億6000人にしか通じなくて不便なので、主要言語を英語にさせたい。)
英語バージョンで読むとまた表現がリアルで、英語力も向上して勉強にもなりますよ(^^)
英語ではこういう時、こういう表現をするのか、等。
星の王子さまミュージアムの実際
続いて星の王子さまミュージアムに行ってきたため、その実際を記していきます。
道が海外のようでとっても可愛かったですよ(^^)
星の王子さまもいました
星の王子さま展示室のようなところは、ディズニーのようなハイクオリティでとっても楽しかったです。
しかし星の王子さまミュージアムは狭いため、回ろうと思うと2時間もあれば余裕で回れます。
それくらい、申し訳ないのですが見るところがありません。(すみません。)
そのため見るところが少ない前提で行けるとご満足いただけるかなと思います(^^)
しかし展示室は本当にクオリティが高くて楽しいですよ(^^)
近くに、箱根ガラスの森美術館もあります。→海外旅行に行った気分になれるほど綺麗【 箱根ガラスの森美術館 】見どころ4選
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