今回は、リップアートメイクのダウンタイム中に必要な物品(あると便利なもの)について説明していきます。
私が実際にリップアートメイクを2回経験してみて「これ買っておけばよかったな」「これあったら便利だっただろうな」と思ったものを経過ごとにまとめました。
リップアートメイクとは↓
リップアートメイクダウンタイム中の、日常生活における支障(結構つらい)
リップアートメイクは、ダウンタイムが結構凄まじいなと思いました。
なぜかというと
唇は、日常生活で多用するからです。
食事・会話・歯磨き・洗顔・メイクなど、これらは日常生活において欠かせない事象です。
これら全てに制限がかかるのです。
具体的には下記です。
食事 | ・施術から2週間は、食べられるものが限られる(辛いもの×・麺類×・濡らしちゃいけないため汁物×・色が移る可能性があるため茶色いものなど色の濃い食べ物×) ・しかも施術から1週間は、スプーンでしか食べられないため更に食べれるものが限られる(大きすぎるものや固すぎるものも×) ・当日から24時間は特に濡らしてはいけないため、施術から2日間はウィダーインゼリーしか飲めない(当日は特に痛いため食べずに寝るのが○) ・食べるごとに唇に当たると痛いのでワセリンを塗ってから食事する必要がある |
会話 | ・施術から2日くらいは腫れているし痛いため会話したくない(できるけど色持ちなどを考慮すると会話による刺激を与えない方が良い) ・施術から2〜4日は、瘡蓋ができてペリペリ皮がめくれるため、話しづらい(話せるんだけど瘡蓋同士が当たるため違和感がある) ・免疫が下がって口唇ヘルペスや口唇カンジダが発生すると(高確率で発生する)、会話するたびにその痛みまで生じる |
衛生面 | ・歯磨き→施術24時間は濡らしてはならないため、歯磨きしなくて済むよう食べない+1週間は濡らしちゃいけないため歯磨きの方法が大変 ・入浴→1週間は血行が良くなるものは禁止のため、入浴ができない+その間シャワーを浴びる際も、唇を濡らしてはならないためマスクをつけてシャワーを浴びたりと大変 ・洗顔→施術24時間は濡らしてはならないため洗顔できずシートで拭く形になる+1週間濡らしてはならないため、シートで1週間吹き続けることになる(もちろん洗顔料も使ってはならない) |
メイク | ・施術前1週間は、ティントを塗ってはならない ・施術後2週間は唇にメイクしてはならない ・洗顔料やメイク落としも1週間使ってはならないため、実質他の部位もメイクしづらい(物理的には可能だけど、メイク落としも使ってはならなずシート対応のため化粧ノリが良くない) |
外出時 | ・施術当日は、腫れているし痛いためマスク必須(満員電車などで万が一唇にぶつかってしまったりすると危ないから) ・施術1週間は、日光に当たってはならない(傷に紫外線を当てるとよろしくない)ため、マスクや日傘を着用する必要がある ・施術後1週間は瘡蓋になっていたりして見た目がひどいため、外出できない(瘡蓋の唇を見せると人に驚かれるため、マスクを外せない) |
副作用 | ・唇の免疫が下がっているため、口唇ヘルペスや口唇感じだになりやすい(高確率でなるため、予防薬はクリニックからもらって内服できるけどほぼなると思っていた方が良い) ・口唇ヘルペスになるとそれが治るまで痛い ・口唇カンジダになるとこれも治るまで痛い |
眉毛のアートメイクも1回やったことがあるのですが、同じアートメイクでも眉毛のアートメイクの方が全然ダウンタイムが楽だったからです。
眉毛は食事や会話には使わないけど、唇はあらゆるシーンで日常生活において動かさざるを得ないからです。
食べるものも食べ方も限られるし、入浴はできないしかなり辛めのダウンダイムです。
その代わり、日常生活において当たり前にできる食事や入浴のありがたみを実感することができます。
普通に食べれたりお話できることって、幸せだったんだなあて
実際に併発した副作用
私の場合は、リップアートメイクの1回目には口唇ヘルペス・口唇カンジダの両方に罹患しました。
2回目は、ヘルペスは1つで済みましたがやはり口唇カンジダにはなりました。
口唇カンジダは免疫が下がっていたり衛生面が保てないとなってしまう常在菌です。
(常に存在する常在菌ですが、免疫が下がると常在菌の方が勝ってしまうという状態です)
リップアートメイクではただでさえ傷で免疫が落ちている中、1週間濡らしちゃいけないため歯磨きもしづらいし、衛生的に普段より劣るためなりやすいのでしょうね。
というか、思ったんです。
クリニックは、1週間濡らしちゃいけないと言うけど、「そしたら歯磨きどうするの???どうやって濯ぐの???」て疑問に思います。
施術前の説明では疑問に思わなかったのですが、これは施術後に気づく人が多いのではないでしょうか。歯磨き問題
人様に会う時は衛生的に綺麗な状態で会いたいので、実質1週間半は人に会えない状態になります。
また、口唇カンジダは衛生状態が保持されていないとなりやすい症状です。
それなのにリップアートメイクでは、
・傷で免疫が下がっている
・1週間濡らしてはならない
・歯磨きもしづらい
という状態なので、口唇カンジダが発症しやすすぎる状態になっています。
ほとんどの人が口唇カンジダになってしまうのではないでしょうか。
すると、口唇カンジダになると色持ちが悪そうなので、「このルールを守った方が色持ちが良いのかvsこのルールを破って口唇カンジダを防いだ方が色持ちが良いのか」という疑問を抱きました。
これに関しては結論が出ていません。
今度、看護師の友人にも相談してみようと思います。
必需品!これがあると便利+過ごし方のコツ
施術前
施術1週間前はリップティントが禁止です。
唇に異常が出ないように(施術前に偶発的に口唇ヘルペスなどが発生すると延期しなければならないため)保湿しておきましょう。
また、免疫が下がらないように栄養を摂取してご機嫌で過ごすようにしましょう。
後は、2週間辛いものと麺類が食べれなくなるため、麺類を思う存分食べておきましょう。辛いものは、唇が痛まないように2週間前に思う存分食べておきましょう。
また大切なのは、色持ちを良くするために会話を避けた方が良いため、できるだけ施術前に予定を詰めておき、施術後1週間はしゃべる予定をいれないでおきましょう。
スケジューリング大切です。
この1週間の過ごし方で、約1年間のリップの色もちが変わるのですから。
施術当日
特に色持ちにおいて重要な24時間になります。
施術後は痛いし腫れていることに加え、24時間濡らしてはならないため24時間は食事をしなくても大丈夫な状態にしておきましょう。
そのために、施術前にたくさん食べておきましょう。(24時間食べなくても大丈夫なくらい)
24時間は歯磨きで濡らしてもならないため、食べないが吉です。(食べた後に歯磨きできないのは衛生的にもつらいから)
後は施術後の帰り道に、万が一人がぶつかってきても大丈夫なようにマスクを持っていると安心です。
タクシーとかでは問題ありませんが、電車だといつ誰がぶつかってきてもおかしくないためマスクがあると安心なのです。(唇に直接当たらずマスクがガードしてくれるから)
そのマスクも、マスクが唇に当たらない立体的なマスクを買っておきましょう。
普通の不織布のマスクだとせっかくガードのためにマスクをしたとしてもマスク自体が唇に当たって逆効果になるため、立体的なマスクを購入することがコツです。
施術後1週間
施術後1週間は、なるべく予定をいれないでおきましょう。
洗顔料もメイク落としも使えないため、1週間はメイク自体しないというのが吉です。
特に2〜4日くらいは瘡蓋で、唇を人様にお見せできる状態ではありません。(ややグロめ)
また、瘡蓋を剥がさない方が色持ちが良くなるため、瘡蓋が長持ちするために唇をなるべく動かさない生活を心がけましょう。
食事に関しては
・施術後24時間:何も食べない
・施術後24時間以降:1日ウィダーインゼリーを摂取(吸わずに、唇に当てずに流す形が良い)
・施術後1週間:パンやスプーンで食べれるものを摂取
ウィダーインゼリーは、栄養価も高いですしとても便利です。
毎回買うことにしています。
食べれるものが限られて結構ストレスですが、終わったら存分に食べれるという楽しみを作りましょう。
その楽しみのために、頑張りましょう。
この1週間の過ごし方で、約1年の色持ちが変わるのですから。重要な1週間です。
ダウンタイム気をつけずに過ごしてしまって色持ちが悪くて何回もやるより、1回1回かなり色が残っている方が、費用的にも時間効率的にも良いからです。
1週間施術部位を濡らしてはいけないため、お顔も洗顔シートで拭きます。
洗顔シートがあると衛生的に保てるし、唇も濡らさなくて済むため便利です。
施術後2週間
2週間後も私はなるべく予定をいれないようにしていますが、予定が入った時は
紫外線予防のためにマスクをしています。(傷に紫外線は医学的によろしくないから)
そしてノーメイクです。
すっぴんでも会えるような間柄の友達にのみ会うようにしています。
食事や入浴に制限がかかり普段よりストレスフルのため、気心の知れた友人に会うとリフレッシュになります。ありがたいですね。
それ以降
それ以降は、痛みがある状態ではまだ傷が治癒していないと考えられるため紫外線には当てないようにしています。
上述していますが、傷を紫外線に当てるとよろしくないからです。
後は唇がまだ免疫が戻っていないと考えられるため、刺激物はなるべく避けるようにしています。
また、唇を擦るのもよろしくないため私は2回め以降は口紅もつけないようになりました。
保湿だけで十分綺麗なので、ここは嬉しいポイントです。
効果(悲惨なダウンタイムを経てもやってよかったと思える)
2回やった効果:口紅もいらないのでとても楽
リップアートメイクを私は合計2回やりました。
1回目は、ほぼくすみとりのため希望の色は入れられないと考えて良いです。
結果、くすみは薄くなりました。
私は人よりも色残りが良い方だと看護師に褒められました。
「やったあ。けどそれもダウンタイム中に人よりも相当気をつけているからかな」とも思いました。
私はダウンタイム中は1週間は人と会話しないようにしているし、食事もかなり気をつけているし、濡らさないようにかなり配慮している方だからです。(その代わり大変だけども)
その頑張りもあったからか、色残りが良い方だったらしいので嬉しいです。
2週間頑張ったかいがあったなあ〜〜(嬉)
2回目も、希望の色を入れると言うより更なるくすみとりという感じでした。
というより、私うはローズレッドのお気に入りの色を入れたかったのですが、看護師に「薄い可愛い色を入れておきますね」となぜか希望でない色を入れられました。笑
まあ、結果可愛かったので良いです。
きっと、くすみの部分以外が濃くなってしまうから調整として薄い色を入れてくれたのでしょうね。そういう配慮をしてくださったのだと思っています。
ありがとうございます。
結論、リップアートメイクで程よくピンクになったので(希望のローズピンクとは程遠いですが)、2回目以降の今では口紅やリップが不必要な状態です。
口紅もせず保湿のみしているので、メイクもとても楽で嬉しいです。
すっぴん時も明るいトーンになって綺麗だからそれも嬉しいです。ノーメイクですっぴんでどこへでもお出かけできてそれも嬉しいですね。
ダウンタイムが辛いですが、本当にやってよかったなあと思いました。
これからも続けます。
傷部位の効果
後は私は元々唇に傷があります。
幼少期に隣の家の犬に噛まれて、傷ができてしまったのです。泣
なんでよりによってお顔しかも唇を噛むのよーー(TーT)と悲しくなりましたが、できてしまったものは仕方ありません。
その部位もアートメイクで色を入れてもらったのですが、かなり色残りしました。
事前に看護師から、「傷部位は色残りが悪いかもしれない」と言われていたのですが、むしろ色残りが良くてとても満足です。
ありがとうございます。
オーバーリップにしなかった理由
私はリップアートメイクにおいて、最初は上唇のみオーバーリップ希望でした。
人は老化と共に人中が長くなってしまうので、その予防で人中短縮効果も求めてリップアートメイクをしようと思っていました。
しかし美容に詳しい看護師の友人に聞くと「友達の看護師がリップアートメイクの施術者なんだけど、オーバーリップはスパゲッティを食べたみたいに失敗しやすいからオススメしない」とのことでした。
私が施術してもらったクリニックでも、看護師は「オーバーリップは失敗するからうちのクリニックでは禁止」と言っていました。
実際にオーバーリップの症例を見てみると、唇(粘膜)と唇まわりの皮膚は違うから、オーバーリップにした部位が黒くなったりオレンジに変に色残りしたりする(スパゲッティを食べた人みたいに)と分りました。
(「リップアートメイク 後悔」とかでネット検索すると症例が出てくると思います。)
黒く残ってしまうとヒゲみたいになるし、オーバーリップの失敗例が恐ろしいですね。
しかも除去がうまくできずに残ってしまうリスクもあるとのことでした。
リスクを考えて、オーバーリップは辞めました。
私はオーバーリップを希望しなかったのですが、実際に唇より施術範囲が広かったのか、完成形の唇の周りがややオレンジになっていました。
「確かにこの範囲が広かったら、スパゲッティを食べた人になるんだろうな・・・」と思いました。
この部位よ、どうか黒くならないでおくれと願っています。
唇の周りの方がくすみやすいため、そのくすみをとっているうちにややオーバーになってしまったのでしょうね。
くすみの際まで色を入れようとすると、ややオーバーになってしまうのですかね。
しかも施術中は傷により腫れているためきっと難しいのでしょうね。
どうかこのややはみ出たオレンジ部分が黒くなりませんように。(二回目)
まとめ
リップアートメイクの持ちは、1年程度と言われています。(眉毛などの他の部位は2〜3年と言われていますが、唇は粘膜のため持ちが悪いそうです。)
すると私はまた1年後にリップアートメイクをし続けなければならないのか・・・と思いますが、効果
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