今回は、仮想通貨「Velas(VLX)」について解説します。
Velas(VLX)とは・創設者・特徴・供給量・投資における将来性、の順で説明していきます。
Velas(VLX)とは
Velas(VLX)とは、EVMブロックチェーンです。
最大75,000tx/sで瞬時に処理されます。
Velasは、SolanaとEthereumのフルハイブリッドEVM/eBPFチェーンです。
そのため、セキュリティ・スケーラビリティ・ハイパフォーマンス・1.2秒ファイナリティ・低い手数料・EVM/Solidityサポートという両者の長所を受け継いでいます。
そして最高のセキュリティで、ほぼ無料で提供されます。
Velasエコシステムは、分散型オープンソース製品の使いやすさを提供するために、そのチェーンの上に構築された分散型製品で構成されています。
Velasの公式ホームページはこちらです。
創設者
Velasは、スイスに拠点を置くエコシステムスタートアップです。
ブロックチェーンと暗号の著名な起業家・投資家であるAlex Alexandrov氏によって2019年に設立されました。
彼はまた、CoinPaymentsという仮想通貨用の決済ゲートウェイの創設者でもあります。
更にMind AIという韓国の有名なAIスタートアップのアドバイザー兼投資家でもあります。
アレックスは、テクノロジー・サイバーセキュリティ・ブロックチェーン・AIの実装について、FBI・欧州警察・いくつかの国の政府にコンサルティングをしています。
特徴
EVMブロックチェーン
Velasは、EVMというイーサリアムスタック上に構築された全てのスマートコントラクトとDAppsをサポートしています。
※EVMとは→仮想通貨における【 EVMとは 】分かりやすく解説
※DAppsとは→仮想通貨における【 ダップス(DApps)とは 】分かりやすく解説
Velas アカウント
Velas アカウントは、ユーザーのセキュリティを犠牲にすることなく、ブロックチェーンアプリとのやり取りをGoogleアカウントやPayPalのような利便性のレベルまで容易にするパスワードレスソリューションです。
分散型アクセス管理システムで、ユーザーはフック数の暗号化タイプを使用してIPFS上のファイルへのアクセスを制御することができます。
Velas Vault
秘密と秘密鍵を保管するための斬新なソリューションです。
これにより、他のブロックチェーン(BTC・ETHなど)にネイティブな資産の分散型カストディソリューションなどの様々なユースケースが可能になっています。
これは、ステーキング機能を備えたVelas Walletというマルチカレンシーウォレットでも有効になります。
Micro Apps
Velasは、コード(ロジック)だけでなく、そのユーザーインターフェースもオンチェーンに保存されるクロスプラットフォームの分散型アプリケーションをサポートする予定になっています。
DPoS
VLXは、Delegated Proof of Stake(DPoS)コンセンサスアルゴリズムを採用しています。
※DPoSとは→【 DPoSとは 】メリット・デメリット/PoSとの違いまで分かりやすく解説
そのため、参加者同士の交流に最も有利な条件を提供しています。
そしてネットォアークの利益のために行動するように促しています。
供給量
XLXの最大供給量は、設定されていません。
投資における将来性・まとめ
Velasは、EVMのブロックチェーンです。
このジャンルは競合が山ほど存在するため、この中で優位性を取るのは難しいです。
そのため、特徴でもあるVelas VaultやMicroAppの有用性がどれだけ優れているかということにもかかっています。
ただ、現時点で市場シェアをあまり取れておらず、実際あまり使われておりません。
この場外が続くと厳しいため、強固な特徴を築けると良いですね。
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