今回は、仮想通貨における「フルオンチェーン」について解説します。
フルオンチェーンとは
フルオンチェーンは、NFTに関してよく使われます。
フルオンチェーンのNFTは、全てのサーバー上でデータを同期しています。
そのため全サーバーが同期に破壊されない限り、恒久的に存続し続ける絶対データとなります。
それに対し、従来のNFTは、データを保存方式にIPFSを利用しています。
IPFSは、データが全てのサーバー上で共有されているわけではないため、データが消失する可能性があります。
IPFSによるデータの保存をおこなっているNFTは、アップロードしたサーバーにしか実態のデータは存在していません。
つまり、ピン留めしていないサーバーには、全く分散化されていないということです。
更に、ピン留めされていたとしても、そのデータはキャッシュ上に存在するだけです。
そのため、GC(ガベージコレクション)などが発生し、キャッシュがクリアされてしまうと分散化されたデータは消えてしまうのです。
まとめ
フルオンチェーンは、全サーバーに実体データが保存され、全サーバーが同時にクラッシュしない限り、どこかのサーバー上に必ず存在し続けるということが特徴です。
そしてこれはSymbol(詳細→【 ネムのスナップショットとは 】新機能追加)に実装されています。
Symbol Documentation — Symbol Documentation
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