今回は、仮想通貨「Neo」(NEO)について解説します。
Neoとは・創立者・特徴・供給量・上場している仮想通貨取引所・投資における将来性の順で説明します。
Neo(NEO)とは
Neoは、急速に成長し発展しているエコシステムとして、デジタル決済やデジタルアイデンティティ・デジタルアセットが集結するニューエコノミー(つまり次世代のインターネットの基盤)となることを目標としています。
NEOはそのエコノミー上の仮想通貨です。
当初はAntsharesとして知らていました。
2014年にローンチされた時、本プロジェクトは中国発のパブリックブロックチェーンであると考えられていました。
そのオープンソースプラットフォームは3年後にNeoにリブランディングされました。
ネットワークのために新しいインフラを構築し、参入障壁を下げる開発者が集まるグローバルなコミュニティを形成するだけでなく、ブロックチェーン上で分散型アプリとスマートコントラクトを構築することを人々に推奨するように設計されたEcoBoostイニシアティブも運営しています。
中国語版イーサリアムネットワークと呼ばれることもあります。
Neo創立者
Neoとその前身のAntsharesの共同創設者は、Da Hongfei氏とErik Zhang氏です。
どちらもブロックチェーンの採用を促進することを目的とするNeo財団の会長を努めています。
Da Hongfei氏は過去に、インターネットは素晴らしい発明ではあるものの多くの欠陥があると述べています。
つまり、消費者が常に自分のデータを管理できるわけではないということです。
彼は、ブロックチェーンアプリケーションが最終的には主流になると考えています。
Erik Zhanng氏は、委任されたビザンチンフォールトトレランスアルゴリズムの著書です。
※ビザンチンフォールトトレランスとは→【 ビザンチンフォールトトレランスとは 】ビザンチン故障についても分かりやすく解説
これは、信頼できないユーザーがブロックチェーンに参加するのを阻止することを目的としています。
この技術はNeoブロックチェーンでも使用されました。
彼はまた、このネットワークのコア開発者を務め、プロジェクトインフラの次のインテレーションであるあNeo3.0の開発においても重要な役割を果たしています。
Neoの特徴
Neo3.0の開発
Neoブロックチェーンの特徴の1つは、継続的な開発です。
継続的に開発が行われることにより、どのような未来図にも対応可能です。
需要の急激な増加に対処できます。
上記のように、ネットワークセキュリティを強化し、1秒あたりの取引数を増加させることを可能にするNeo3.0が開発されています。
NEOとGAS
他の多くのブロックチェーンとは異なり、このネットワークにはNEOとGASの2つのネイティブトークンがあります。
NEOは投資トークンとして機能しています。
具体的には、保有者はブロックチェーンの改善に関する投票に参加できます。
GASはネットワーク上で完了している取引の手数料を支払うために使用されます。
Neoに筆頭する開発資金を持つ他のブロックチェーンプロジェクトはほとんどありません。
Eco Boost
またEco Boostは2019年にローンチされました。
ソーシャルメディアの助成金・技術サポート・プロモーションを含む「ポテンシャルを有するプロジェクトのための完全なライフサイクルサポート」を提供するイニシアティブとして開発されました。
ビザンチンフォールトトレランス
Neoは委任されたビザンチンフォールトトレランスを実装しています。
※ビザンチンフォールトトレランスとは→【 ビザンチンフォールトトレランスとは 】ビザンチン故障についても分かりやすく解説
ブロックチェーンは1秒間に何千もの取引を処理できると推定されています。
NeoのbBFTメカニズムは、実用的日残置tributionすアルゴリズムに由来しています。
両方のメカニズムにおいてトークン保有者は、取引をする委託者に投票することができるため、委任されたPoSに類似している点があります。
NeoのbBTを通じて委任者の少なくとも3分の1が合意に達すれば、ブロックチェーンにブロックが追加されます。
これにより、不正なユーザーがネットワークを乗っ取ることを防ぐことができます。
NEOの供給量
NEOの総供給量は1億トークンです。
NEOトークンはブロックチェーンのローンチ時に1億トークンが生成されました。
これらのトークンは50/50ベースで配布されました。
半分はトークンセールの参加者、残りの半分は開発者とNEO評議会の間で分配されています。
当時これらの資金は、組織がサポートしている他のブロックチェーンプロトコルに投資するために使用されていました。
一方、GASは新しいブロックが生成されるたびに20秒ごとに生成されます。
トークンの生成数は毎年徐々に減少し、総供給量1億が流通するまでには22年かかると推定されています。
NEOの上場している仮想通貨取引所
NEOは、下記の取引所に上場しています。
・BZVは
・Poloniex
・HitBTC
投資における将来性・まとめ
Neoは開発を特徴としています。
ビットコインなどは既に完成されており、分散型として独立しています。
それに対し、Neoは開発し続けることをメリットとしています。
そして中国のイーサリアムネットワークとも呼ばれるようになりましたが、中国では仮想通貨を規制されています。
そのため開発に支障が出ていますが、この規制が解除されたらとてつもなく発展していく可能性がありますね。
しかし規制は数年は持続するでしょうから、まだ時間はかかりそうですね。
もし規制などがなければ、ものすごく可能性を秘めていたと考えられます。
しかしその規制などに影響されてしまうところも管理者がいる中央集権のデメリットになってしまっているとも考えられます。
開発の先が是非とも見たい仮想通貨でしたね。
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