今回は、仮想通貨の「2022年の時価総額ランキングTOP100の傾向」についてまとめました。
仮想通貨全体の流れ(トレンド)を把握するためには、時価総額ランキングでの変動を確認する必要があります。
木単体だけでなく、森を見ましょうということですね。
2022年の時価総額ランキングTOP100
時価総額ランキングはこちらのコインマーケットキャップをご覧ください。
こちらはリアルタイムで変動します。
この時価総額ランキングを経年的に追っているのですが、
時価総額TOP10は、数年単位でガラッと変わります。
TOP100も同様に数年単位で大きく変わります。
2022年の時価総額ランキングTOP100をほとんど占めているのは、DeFi系でした。
※DeFiとは→【 DeFi(分散型金融)とは 】分かりやすく解説
具体的には、DeFiのプラットフォームなどです。
TOP10は、ADAやSOLやAVAXなどのどこでも使用できるネットワークが占めています。
しかしそれ以降は、DeFi系が圧倒的に多いです。
そこに、ちらほらメタバースや〇〇to earn系です。
今後の予測
2022年はDeFi系がほとんどを占めていますが(数年前からそう)、
信頼されて愛されているDeFiプラットフォームのみが生き残り、あとは入れ替わりそうですね。
TOP10
まずTOP10には、現在と同様、どこにでも使えるネットワーク系が残り続けるでしょうね。
どんなジャンルを展開するにも使われるようになるからです。
そして決済としても用いられるから時価総額が大きくなります。
オール分散型金融になったら(メインが中央集権型銀行でなくなったら)
— Miori (@mioriescom) August 18, 2021
クレジットカードって必要なくなりますよね。
全て直でBTCやRTHに繋げるため、
仮想通貨取引所は必要ですが、
企業は手数料が安い方が良いので、仮想通貨のみで買えるように変更する(クレジットカード手数料は3〜5%と高い)
しかしその中でも、Solanaの代わりにAptos(詳細→仮想通貨【 Aptosとは 】必要知識まとめ)が開発されていたりするため、TOP10を維持し続ける仮想通貨は変化してくるでしょうね。
ETH・BNB・ADAは中央集権的に動かしているため強そうです。(その中央集権のファンも多いため)
あとはBTCは分散で成り立っているのにずっと1位を取り続けていることがすごいです。
ビットコインブランドもあるため、残り続けそうですね。
ただし、環境問題が指摘されたときに、PoS(詳細→仮想通貨における【 PoW・PoSの違い 】どちらが良い?)を搭載したETHにいつか(まだ遠い未来)時価総額が越されてしまいそうな気はしますけどね。
to earn系
また現在、Play to earn(詳細→【 稼げるNFTゲーム全種類(21種類) 】それぞれの特徴・稼ぎ方・始め方)の仮想通貨も時価総額TOP100内に入っていますが(AxieやGALAなど)、
AxieとGALAがキープし続けるのも厳しいと考えられます。
詳細→【 GALA Gamesを辞めた理由 】運営の計画実行力と方針のブレが要因
P2Eの代わりに、M2E(一時波は終わったから強固なSTEPNだけ入り続けそう)やS2Eの波が一時的に来るでしょうね。
しかしto earn系は、システムを強化し続ける運営能力がないと維持や向上が難しいため、一時的な波で終わってしまう可能性は高く、強固な(STEPNのようなもの)システムのみ残り続けるでしょうね。
長期的に見るとメタバース関連
そして長期的に見るとメタバース関連(詳細→ブロックチェーン上の【 メタバース関連まとめ 】)が増加してきそうですね。
メタバースは3年後でもまだピークには達しないと考えられます。
開発にも時間がかかるし、(コロナなどの緊急の変化がない限り)人々の生活様式を変えるのには時間がかかるからです。
長い目で5〜10年は捉えていた方が良さそうですね。
自然関連の仮想通貨
近年、異常気象を更新し続けている地球です。
そのため、地球の環境破壊が問題視されればされるほど、自然関連の銘柄の需要が上がってきます。(これは中央集権でも同様)
超超超長期的に見ると自然関連の仮想通貨も挙がってきそうですね。
しかし、自然関連に関しては、中央集権と分散型どちらが優位性があるのか見極めが難しいところです。
入りは中央集権の方が勢いがあるだろうし、徐々に分散型に移行する流れかもしれませんね。
しかしこの自然のジャンルにおいては開発の強い中央集権の方が有利になる可能性があるため、ジャンルだけで安易に参入しないようにしましょう。
株式投資などの中央集権とはまた需要が異なるから、Web3や仮想通貨の特徴を活かしたコインを見つけることが重要です。
番外編
個人的には、分散型のSNSが中央集権と比較して非常に少ないため、ここが伸びてほしいところですね。
SNSは本来所有権がユーザーにあるはずなのに、管理者である企業に所有権があるからです。
そのためこのジャンルこそ仮想通貨の良さを発揮できるのになと思います。
また、Youtubeなどの動画プラットフォームの分散型バージョンも登場してきそうですね。
既に、W2Eで開発がなされています。
詳細→必要知識全てまとめ【 XCAD NETWORKとは 】Watch to eran
ただし、デメリットもあるためアンテナを張っていましょう。
Watch to earnが日本でも話題になってきました🚩
— Miori (@mioriescom) May 24, 2022
YouTubeを観ると、その人のクリエイタートークンが稼げるという仕組みです🧚♂️
(まだ普及は海外のみ)
視聴者からするとより有意義に観れるため嬉しいお知らせですが、
ユーチューバーからすると再生回数を上げる難易度が高くなります。
なぜなら、 https://t.co/6pc7panlsC
~上記以外のユーチューバーの必要要素~
— Miori (@mioriescom) May 24, 2022
・ユーザーから愛されて信頼されていること
理由:トレード目的の視聴者を集めてしまうと、クリエイタートークンの大暴落リスクがあるから
対策:安心して長くホールドしてくれる視聴者を集める
※ただし流動性も必要だから大規模でなければならないという難
またこのように、私の長期的な推測が更新されたら、Twitterか記事にて更新するため楽しみにしておいてください。
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