【支配株主とは】分かりやすく解説

支配株主とは

支配株主とは、発行済株式の過半数を保有し、株主総会の意思決定とその執行に影響力を及ぼすことができる株主のことです。

つまり、経営において意思決定をできる株主のことです。

支配株主は、東京証券取引所の適宜開示制度において、支配株主等を有する上場会社に開示することが義務づけられています。

親会社・支配株主（親会社を除く）・その他の関係会社を有する上場会社は、事業年度経過後３カ月以内に、支配株主等に関する事項を開示しなければなりません。

これは、有価証券上場規程により義務づけられています。

支配株主とは、下記のどちらかに該当する者のことです。

・親会社

・主要株主のうち、該当主要株主が自己の計算において所有している議決権と、次に掲げる者が所有している議決権を合わせて、上場会社の議決権の過半数を占めている者

・当該主要株主の近親者（二親等ないの親族）

・当該主要株主及び当該主要株主の近親者が、議決権の過半数を自己の計算において所有している会社等（会社・指定法人・組合その他これらに準ずる企業体・外国における企業体・当該会社等の子会社・）