知人に、「仮想通貨って何?」と聞かれる機会がありますね。
今回は、「仮想通貨って何?」と聞かれた時の正当を解説します。
しかし、仮想通貨は専門技術なしでは語れないため、ブロックチェーンなどのワードが出てきてしまいますが、それを噛み砕いて説明するようにしましょう。
仮想通貨とは、取引に関する電子データの集合体のことです。
取引に関する情報が、インターネットなどの各種ネットワークに接続された複数のコンピュータの内の任意の一対のコンピュータに接続されているP2Pネットワーク上に送信されます。
※P2Pとは→【 ピアツーピア(P2P)とは 】分かりやすく解説
それと共に、ネットワーク上に設置されている電子台帳に電子データとして記録されます。
そしてその電子データは、ネットワーク上の複数のコンピューターで取引のデータを互いに共有するとともに、検証し合いながら正当な取引のデータを鎖のように繋いで蓄積する仕組みの「ブロックチェーン」によって管理されています。
そうすると、一部のコンピューターが誤った取引データに改竄しようとしても、どちらが正当な取引でターであるのかが他のコンピュータとの多数決によって決定されます。
そのため改ざんは非常に困難になる設計となっています。
ブロックチェーンは、仮想通貨を実現するためにのみ用いられるものではありません。
おまけ
仮想通貨の取引を行う者を「ユーザー」と言います。
また、その取引の正当性の検証やブロックへの当該取引に関するデータの記載(マイニング)を行う者を「マイナー」と言います。
仮想通貨は、どうしても仕組み的に専門知識なしでは語れないため、専門分野を噛み砕いてわかりやすく説明するようにしましょう。
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