今回は、仮想通貨「ApeCoin」(APE)について解説します。
ApeCoinとは・創設者・APE財団・特徴・投資における将来性の順で説明します。
ApeCoin(APE)とは
ApeCoin(APE)とは、Web3の最前線にある分散型コミュニティの構築に力を与え、インセンティブを与えるためにAPEエコシステム内で使用されるER C-20ガバナンス及びユーティリティトークン(詳細→仮想通貨における【 ユーティリティトークンとは 】分かりやすく解説)です。
Web3とは→【 Web1.0・Web2.0・Web3.0 】それぞれの違いを分かりやすく解説
ApeCoin保有者は、ApeCoin DAOを制御する分散型ガバナンスフレームワークを介して自らを統じ、ApeCoinDAOエコシステム基金の使用方法について投票します。
APE Foundationは、ApeCoin保有者が合意した提案を管理します。
ApeCoinの公式ホームページはこちらです。
Ape Coinの創設者
ApeCoinは、Yugalabs氏のBoredApeYachtClubプロジェクトに触発された分散型プロジェクトです。
ApeCoinは、APE FoundationによってサポートされているAPEエコシステム内で使用するために設立されました。
ApeCoin DAOは、APEエコシステムを公正かつ包括的な方法で構築・維持し、ApeCoin保有者がオープンで許可のないがなバンスプロセスを通じてコラボレーションするためのインフラストラクチャを提供することを目的としています。
APE財団
APE財団内の管理評議会は、ApeCoin DAOメンバーの決定を実行します。
コミュニティのアイデアが実現するために必要なサポートを確実に受けることができるように日常の管理・簿記・プロジェクト管理・その他のタスクに責任を持って行っています。
ApeCoinDAOメンバーは財団メンバーに投票するシステムになっています。
ApeCoinの特徴
APEエコシステム・ApeCoin DAO
ApeCoinは、APEのエコシステムのガバナンストークンであり、トークン保有者がApe Coin DAOに参加できるようにし、参加者に一元化された仲介なしで使用できる共有のオープン通貨です。
ApeCoinの62%がシステム基金に割り当てられました。
エコシステム基金は、Ape Coin DAOメンバーの投票によるコミュニティの方向性をサポートしています。
ApeCoinha排他的なゲームやサービスなど、他の方法では利用できないシステムの特定の部分へのアクセスも提供します。
サードパーティの開発者にとってApeCoinは、ApeCoinをサービス・ゲーム・その他のプロジェクトに組み込むことにより、エコシステムに参加するためのツールです。
Yuga Labs氏は、このNFTとその基礎となるアートワークに対する全ての権利と特権をAPEFoundationに委ねています。
ApeCoin DAOメンバーは、この知的財産の使用方法を決定することができます。
ApeCoinの供給量
ApeCoinの総供給量は恒久的に10億トークンに固定されています。
2022年3月17日の発売日に30.25%が流通しています。
発売日以降、2年間定期的に増加し続けます。
PoW
ApeCoinはERC-20トークンです。
そのためコンセンサスアルゴリズムはイーサリアムのProof of Work(PoW)です。
詳細→仮想通貨における【 PoW・PoSの違い 】どちらが良い?
イーサリアムは2.0にアップデートされるとPoSとなりますが、ApeCoinのPoSへの移行は発表されていません。
BAYC
BAYCのNFT保有者に配布され、2022年に価格が高騰しました。
BAYCは、猿のアートで、高額なNFTです。
そのためBAYCの動きにも留意が必要です。
投資における将来性・まとめ
ApeCoinはAPEエコシステムはApeCoin DAOなどのユーティリティトークンであり、コミュニティとして強力に成り立っていることが分かります。
2022年の3月発売とのことで歴史は浅いですが、価格的には急上昇しました。
保有者を含めて財団の管理側も団結していると伺えます。
しかしエコシステムやDAOに関しては実装されている仮想通貨も多いため、優位性があるかどうかと問われると難しいです。
APEエコシステムが愛され、ファンが増加し続けていくようであれば市場においても優位になりそうですが、発売されたばかりのため今後の情報次第ですね。
また、ApeCoinを保有している場合は、ApeCoinを配布するBAYCの動きにも注目した方が良いでしょう。
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