【だっこできるようになった唯一の方法】だっこ嫌いな猫さんの経緯

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今回は、だっこ嫌いだった猫さんが「だっこできるようになった方法」について解説していきます。

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元々だっこ嫌いだったうちの猫さん

猫はだっこが好きな子とそうでない子に分かれる

猫さんは、抱っこが好きな子とそうでない子に分かれます。


うちの1代目の猫さんは、だっこ大好きな子でした。

ずーっとだっこされていても全く降りようとしないし、むしろ乗ってくるくらいでした。


しかし

2代目の現在の猫さんは、最初からだっこが嫌いでした。

なぜ、だっこが嫌いなのでしょう?

その原因を究明していきました。

だっこ嫌いな理由2つ

これは個体差があると思います。


うちの子の場合は、だっこ嫌いな理由が2つありました。

①病気(骨に異常)

うちの子はスコティッシュフォールドという、人間によりつくられた猫種になります。

スコティッシュフォールドの掛け合わせは、先天性疾患が多いです。

劣勢の遺伝子を引き継いで繁殖されているため(近い遺伝子だと疾患率が高くなる)、保有疾患が多いです。


人間の「可愛い」というエゴと高く売れるという理由で繁殖されているため、このような結果になっています。

そして保有疾患が多いため、途中で捨てられたりする子が多いのです。

実際にうちの子も、ブリーダー崩壊で捨てられた子です。

なんて可哀想な(涙)

スコティッシュフォールドの繁殖は止めていただきたいです。


というのは置いておいて

うちの子は両下肢に骨瘤(骨軟骨異形成症)を発症しています。

詳細→【 骨軟骨異形成症(骨瘤)と診断された猫さん 】症状・経過・記録まとめ


そのため

常に足が痛いのです。

これがだっこ嫌いの1つの理由でした。

②空中に浮いている状態が嫌い

うちの子は、空中に浮いている不安定な状態が嫌いな子です。

具体的には

車に乗ったり、徒歩だとしてもキャリーケースで運んだりすると、

必ず

・過呼吸

・尿失禁・便失禁

になってしまいます。

詳細→【 猫の過呼吸の様子(動画あり) 】原因・症状・治療法・効果についてもまとめ


この子は、保護猫施設から運ばれてくる車の中で既に下痢まみれでやってきたので、(元の捨てたかたからの情報はないそうですが)生まれつきなのか何かトラウマがあったのかはわかりませんが、

獣医さんにも相談して色々試してみたけど(車の揺れに対する)解決策は未だ見つかっておりません。(獣医さんからは、もう何年も経過するためもはや治らないので性格と捉えましょうとも言われた)


車のユラユラしている感じが嫌いなのでしょうね。

徒歩でも、キャリーケースの中で揺られている(足元がおぼつかない状態)が嫌なのでしょうね。


だっこも、同じ原理で好きではないのだと考えられます。(足元がおぼつかないから)

だっこできるようになった唯一の方法(経緯)

疾患により正常なだっこはできない

うちの子は元々足が痛いため、正常な猫さんのだっこはできません。

本来は、安定するようなホールドできるだっこが安全なのですが、

うちの子の場合は足が痛いのでそれができませんでした。

胴体とお尻を支えてだっこする方法→不可だった

ということで

次に安全な方法でトライしてみました。


胴体(腕の下の脇あたり)とお尻を支える方法

を試してみました。


しかし、足でモゴモゴ動かしてその結果足が痛くなってしまうため、何回トライしてもうまくいきませんでした。

唯一落ち着いてだっこできた方法

ここがメインです。

この方法でだっこできました。

飼い主が、脇の下を両方押さえて持ち上げる方法(+猫の背中は飼い主のお腹にピッタリつけて安心させる)

です。

横から見るとこんな感じになっています。

なんともシュールですが、本日もうちの猫さんはとっても可愛いですね。

工夫

この方法だと

・足が物理的にどこにも触れることができないから痛くない

・背中もピッタリ密着しているし安心感がある

ので、安心感があるからあまりモゴモゴ動かないのだと考えられます。


また、他にも工夫をしています。

・猫さんが落ち着くように、飼い主が歌を歌う

・モゴモゴ動き始めたら、ホールドし直して赤ちゃんをあやすかのようにやや揺らす

これは笑っちゃいますよね。

でも、効果あるんです。

個体差に合わせることが大切

うちの子の場合は特殊だったかもしれません。

しかし、猫さんにはそれぞれの事情があるため、その子がだっこ嫌いな理由を究明するのが最も良い解決策だと考えています。

うちの子はこの方法だけど、

他の子だったら、他のアプローチ方法をとると思います。

まとめ

通院などでも、だっこの必要性がある時があるので、この方法は一時的なだっこの方法になります。

長時間だとこの体勢はややキツいかもしれないため、一時的なだっこの方法でしたらオススメできます。

猫さん
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