他の地域と比較【 銀座の会員制クラブが日本で一番高い理由 】システム・利益の出し方の違い

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今回は、銀座の会員制クラブが日本で一番高い理由について説明します。

日本には、会員制クラブといった高級クラブや、キャバクラやラウンジなど、様々なシステムが存在します。

それらは一見、SNSや写真上では分かりづらいですが、実際にシステムや実態を把握してみると、真実が分かります。

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銀座の会員制クラブが日本で一番高い理由

銀座の会員制クラブは、日本で最も料金が高い設定になっています。

システムの違い

理由はそのシステムにあります。

・ボトルなしで席料だけで90分約5万円(しかし、自動延長で長くいるとキャバクラと同じ金額に近づいていく)

・キープボトル制のため、必ずキープボトル(ウイスキーや焼酎など)か抜き物(ワインやシャンパンなど)をいれなければならない

・税サ(税とサービス料合わせて)50%のため、何を頼んでも実質1.5倍の価格になる


ここで最もネックなのは、税サービス料が50%だということです。

ボトルやフルーツなど、何を頼んでも1.5倍の価格になるため、

それを知らずに他のキャバクラの感覚でボトルを入れていると、1.5倍のため驚きの額になります。


キャバクラでは、税サービスで50%かかることはないため、その違いです。

詳細→【 キャバクラと銀座の会員制クラブの違い 】表で解説

ボトル自体が高い

これは銀座に限らずですが、東京都内のクラブやキャバクラは、ボトル料金自体が高いです。

大阪の北新地にもクラブはありますが、ボトル料金は安めに設定されています。

大阪は見栄を重視するため、ボトルでSNSを映えさせておりますが、実際のそのボトルは安めという実態になっています。


実質、大阪のボトル料金の1.5倍の料金が東京都内のボトル料金になっています。

中には、歌舞伎町と比較すると、大阪の2倍の料金になっていることも多々あります。(お店によっても異なりますが)

また、地方は、大阪のボトル料金と類似している傾向があります。

ママがいるため、長期で利益を得ることができるから

会員制クラブにはママが存在します。

また、30〜40代の女性(ママになると50〜70代まで)が多くいらっしゃいます。

お客様が落ち着いていらっしゃるため、会員制クラブでは意外と若ければ良いわけではなく、むしろ30代の会話の中身のあるホステスの方が需要があったりします。


となると、長年そのお客様から長期的に利益を得ることを目的とするため、

素飲み(ワインやシャンパンなどの抜き物を入れなくてもキープボトルだけで飲む方法)だったとしても、長期的に縁が切れない方がトータルの利益が大きくなったりするのです。

つまり、シャンパンなどの抜き物を入れたとしてもすぐに縁が切れてしまったらその方がトータル利益が少なくなってしまうということです。


そのため、銀座の会員制クラブには、一生をかけて、また親子代々飲み続けているというお客様が多いからこそセット料金を高く設定しているということもあります。(売上折半にもできるため)


それに対し、キャバクラの場合は、キャバ嬢は若い時にしかできないため、短期勝負で、短期間の利益を重視します。

そうすると、色恋寄りにして、シャンパンなどの抜き物を無理に入れさせてあえて短命に終わらせるパターンもあるのです。

となると、キャバ嬢は抜き物のバックで稼ごうとするため、セット料金などを安価にして、ボトルで稼いでもらうようなシステムにする必要があるのです。

なぜなら、キャバ嬢がそのような稼ぎやすいシステムのお店を選好するからです。


このような長期的な利益重視か、短期的な利益重視か、によって、お店はバック報酬やその他の料金を設定しなければなりません

だから、長期的な利益重視だからこそセット料金などを高く設定しているという背景もあります。

番外編:地域による違い

大阪:派手で見栄重視のため、ボトル料金を下げて映えさせる傾向がある

歌舞伎町:キャバ嬢の煽りも勢いがあるため、ボトル料金が高くても売れる傾向がある

六本木:ラウンジが多く顔面偏差値が最も高いため、クオリティによりシャンパンがおりる傾向がある

銀座:長期的利益重視のため戦略が異なる(単にボトルをおろしてもらえれば良いというわけではない)


具体例を挙げると、同じグループだったとしても地域によって求められる理想像が異なります。

それほど地域によって全然異なるため、地域の適正見極めも同時にしましょう。

詳細→【 銀座CHICKと六本木CHICKの違い 】どう違う?適正見極め

まとめ

高価格帯維持には、理由があります。

そのおもてなしや配慮を維持するには、高価格に設定しないと維持できないということです。


そして現在は、インスタグラムなどの映えるSNSにより実態が分からなくなっていますが、見かけと真実は違うこともあるのです。

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