1.景気先行指数
2.ISM製造業景況指数
3.フィラデルフィア連銀景況指数
4.NY連銀製造業景況指数
5.上記指数それぞれの重要度
6.シカゴ購買部協会景気指数
7.リッチモンド連銀製造業景況指数
8.FXでのポイント
景気先行指標とは
FXトレードの大きな強みの1つは、「買い」からだけでなく「売り」から入ることもできます。
これは景気が上下に動くなかでどちらにも対応できる、強い味方になってくれます。
ただし、買うにしても売るにしても、投資対象通貨の国の経済がそもそも上向きなのか、下向きなのかを判断できなくてはなりません。
景気動向をみていくうえで外すことができないのが、景気先行指数です。
各国の景気動向を把握するのに注目されるのは、製造業、鉱工業など、各国の経済を支える重工業や小売、卸売業など個人消費に直結する企業が見定める景況感です。
また、英調査会社のマークイットが実施している製造業PMIは、調査対象の国に対して、全て統一した指数算出方法を用いているため、指標の公平性が高いというのもポイントです。
指数は、「前月より良くなった」なら1ポイント、「変わらない」なら0.5ポイント、「悪くなった」なら0ポイントで算出します。
やはり注目度が高く、チェックすべき指標が多くあるのがアメリカです。
ISM製造業景況指数
注目度 ★★★★★
発表機関:米供給管理協会
発表日程:月次、毎月第1営業日
・ISM(米供給管理協会)は企業の購買・供給管理の専門家約5万と情報交換をしていて、指数の作製にあたっては、全米約350社の社入れ担当役員400人にアンケートを送って集計している
・アンケートは新規受注・生産・仕入れ価格などの調査項目に対し「良くなっている」「同じ」「悪くなっている」の3つの選択肢から回答を選ぶ方式となっており、その結果を数値化している
・好悪分岐点は「50」
・中でも、構成項目の「雇用指数」は、毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指針として高く重用される
フィラデルフィア連銀景況指数
注目度 ★★★★☆
発表機関:フィラデルフィア地区連銀
発表日程:月次、毎月第3木曜日に当月分
・ISMに次ぐ注目度の指数
・ペンシルバニア、ニュージャージー、デラウェア州の製造業を調査、数値化したもの
・農業部門就業者、失業率、労働時間、製造業の新規受給、出荷、在庫、平均賃金、個人所得などの11項目で構成されている
・好悪分岐点は「0」
・フィリー指数ともいう
NY連銀製造業景況指数
注目度 ★★★☆☆
発表機関:NY地区連銀
発表日程:月次、毎月15日
・2001年に統計が開始されたNY州の景況感を示す指数
・特に「仕入れ価格」が注目される
・好悪分岐点は「0」
・構成項目は仕入れ価格、販売価格、新規受注、出荷数、入荷停滞、在庫水準、受注残、雇用者数、週平均就業時間
指数それぞれの重要度
前述の3つの指標の重要度は説明順通りに、
ISM製造業景況指数 > フィリー指数 > NY連銀製造業景況指数
の順になります。
ISMが全米規模尾なのに対し、フィリー指数は製造業が数多い3州が対象で、NYは単独1州となるためです。
要は規模の大きい順に重要度が決まっていくということです。
他にもアメリカにはチェックしておきたい指数があります。
シカゴ購買部協会景気指数
発表機関:キングスパリー・インターナショナル
発表日程:月次、毎月最終営業日
注目度 ★★☆☆☆
・シカゴ地区の製造業約300社の購買担当者へのインタビューをもとに、景況感を指数化し発表したもの
・好悪分岐点は「50」
・構成項目の雇用指数は、雇用統計への指針の1つになる
・全米自動車産業中心地であるデトロイト(ミシガン州)が含まれるため、自動車販売動向とつながりやすいため、個人消費動向を占ううえでも注目したい指標
リッチモンド連銀製造業景況指数
注目度 ★☆☆☆☆
発表機関:リッチモンド地区連銀
発表日程:月次
・バージニア州、ノースカロライナ州の景況観を示す指標
・最大の注目は景況指数で、その他の構成項目には新規受注、受注残、雇用者数、週平均就業時間、賃金等が含まれる
・好悪分岐点は「0」
FXでのポイント
・景気転換を判断するときは、特に注文区度が高まる指標群
・材料になる時は、発表直前から発表後にかけてのインパクトが1番だが、その後もじりじりと影響が長引くこともある
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