仮想通貨における【 BPoS(Bonded Proof of Stake)とは 】分かりやすく解説

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今回は、仮想通貨における「BPoS(Bonded Proof of Stake)」について解説します。

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BPoSとは

BPoSは、「Bonded Proof of Stake」の略称です。

「Bounded」は日本語で結合という意味です。

BPoSは、PoS(詳細→仮想通貨における【 PoW・PoSの違い 】どちらが良い?)の発展した新しいコンセンサスアルゴリズム(仮想通貨における【 コンセンサスアルゴリズムとは 】分かりやすく解説)です。


BPoSでは、トークン所有者はトークンに含まれる検証権を選択したバリデーターに委任し、委任されたそれぞれのバリデーターのステークを増やし、最終的にはより多くのブロックを検証する可能性を高めています。

この意味でBounded(結合)と名付けられています。


BPoSの場合は、任意の数のユーザーがステークの一部を確保しています。

一定期間ステークの一部をロックし、その報酬としてステーク量に比例しブロックを選択する機会を得ることができるのです。

つまり投票力はそのロックするステークの量に比例するということです。

また、デポジットすると指定された時間が経過するまでデポジットの取り消しはできません。

また、これらのユーザーが不誠実である場合コンセンサスプロセスに参加する特権とこのデポジットが没収されてしまいます。


トークン保有者はノードをアクティブに操作しなくてもブロックチェーンのセキュリティとメンテナンスに参加できます。

ここでの委任は管理されていないため、トークン所有者はトークン自体の唯一の所有者のままです。

そしてバリデーターとその委任社の双方がBPoSシステムでスラッシュの対象となります。

ほとんどのBPoSネットワークではバリデーターセットは固定されています。

そのため、ブロックチェーンの保持に参加する資格のあるバリデーターの数は事前に定義されているのです。


その他のPoSとの違いはこちらです。→仮想通貨における【 PPoS(Pure Proof of Stake)とは 】PoW・PoS・DPoS・BPoSとの違いまで解説

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